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〜転生者物語〜緋弾を守りしエネイブルと黒き白夜叉
5弾 自然々大神vs雷炎々月詠 前編
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しまった。 慌てて手をどかすと……

「なんだ……あれ……」

俺の前には空に伸びる炎の塔が存在していた。 その熱によって回りの草が燃えてやがる…てっ俺の所まで伸びてきやがった!!
俺は急いで空に飛んだ。 数秒後、俺のいた地点は炎に巻き込まれ、その奥の草さえ燃やされた。

(あんの野郎……俺が自然の神だと知って、このやり方かッ!!)

俺は自然の神…この仕打ちを黙って見られるほど……大人じゃねぇ!!

水域[超水砲〜乱れ撃ち〜]

俺の回りに蒼い魔方陣が形勢され、俺は手を体の前に持ってくる。

「消し飛べぇぇぇぇぇ!!」

━ドォォォォォォン!!━

◇  ◇  ◇銀時side

━ドォォォォォォン!!━

「……スッゲェ」

1つ1つがマスパレベルの大きさだ、凌の手から出てるのはファイナルマスパと同じ大きさだ。 これなら…あの月詠を秒s

━ジュァァァァァァァ!!━

なんと言うことでしょう。 あのキチガイなレベルの水力の塊が…炎の塔に触れたとたん蒸発していってます。

「て、他人事じゃないよ飛……銀時くん」

「霧や…何故言い直した?」

「そんなこと言いから窓枠見てよッ」

おおぅ。 そんなに怒らなくてもいいじゃか! てっん?

「なんだこれ? 窓枠がジワジワと溶けてるぞ?」

まさか月詠から発する熱がここまで…いやない。 そもそも御都合主義結界によって、外部とは遮断されているハズだ。 大事な事なので二度言います。 遮断されているハズだ。

「銀時…フィールドが……」

葉川どしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?

「フィールドか…」

「…溶けているよ」

と俺と霧。 熱で地面が溶けてるなんて、聞いたことないぜ。

「なんちゅう力だよ……月詠」

まさか俺達……とんでもないバケモノと……手ぇ組んでたのか?

◇  ◇  ◇凌side

数分後…炎の塔は全てを燃やし尽くし、弱まっていった。 

「いやぁ…一面焼け野原になったな、俺的には良い場所だな」

hidezaru…いや月詠の言う通り、草原だった場所は燃やし尽くされ、何もかも残って無かった。

「自然の神からしたらいや風景か?」

━ギロッ━俺は睨んだ。 それで気付いたがこいつの服が戦国無双の上が陰陽服、下が武芸者の袴を着ていた。 武器も持ってる、紅い槍だった。

「おおっコワイコワイ…まぁさっさと来いや、自然を守れなかった自然の神さんや♪」

━ブチッ!!━よし殺す。 俺は目にも止まらぬ速度で月詠の懐に飛び込み━ガッ!!━気が付いたら吹き飛ばされてた。

「ガハッ!?」

何が起こったんだ?━ドサッ━俺は背中から落ちたが頭の中にあるのは、その9文字だけだっ
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