第5話
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、色々と豪華な分、仕事は多いけど。
「でも、それなら納得ね。結界のせいで魔女が入って来れないのなら、魔法少女も必要無い。しかも、キュウべえの話だと何年も前の事だから、日奈森さんが知らないのも無理は無いわ。」
そんな中、巴さんは冷静に分析していた。とりあえず、今度司さんにこの事を聞いてみるかな。そう考えていると、暁美さんがあたしに聞いてきた。
「それで、日奈森あむ。これからあなたはどうする積りかしら?」
「どうするって、やっぱり今まで通り学校に通いながら??たま狩りかな?あ、でも必要なら魔女退治の手伝いとかもする積りだけど。」
「それはお勧めしないわ。」
「え?」
「魔女との戦いは常に命懸けよ。遊びじゃないわ。半端な覚悟で首を突っ込まれると迷惑なの。」
「・・・??たま狩りは遊びとでも言いたい訳?」
「そうよ。生徒会活動の片手間でやっているようじゃ、そうとしか思えないわ。」
「ちょっと転校生!そんな言い方は無いでしょうが!」
「そうだよ!」
「失礼しちゃう!」
美樹さんとラン、それにミキが怒鳴るけど、暁美さんは涼しい顔でこう返す。
「でも、それは事実よ。私も巴マミも魔女との戦いに集中する為に部活には入って無いわ。」
「バカじゃん。」
暁美さんの言い草にムカついたあたしは、思わずいつもの言葉を口にした。
「他の事をせずにそれだけやる事だけが一生懸命やってる事になる訳無いじゃん。」
「それじゃあ、あなたは片手間でやってた事を一生懸命やっていたのかしら?」
「その片手間っていうのがそもそも間違い。??たま狩りは生徒の学校生活を守るガーディアンの仕事の一部。だから普段の活動と一緒に一生懸命やってるの。」
「・・・そう。でも、これだけは覚えておきなさい。魔女を“殺す”と言う事は、??たまを“浄化する”こととは別物よ。」
そう言うと暁美さんはここから去ろうとした。
「何処に行くの。」
「聞きたい事は全て聞いたから、ここにはもう用は無いわ。」
そう言って数歩進むけど、一度立ち止まって振り返った。
「いえ、一つだけ聞き忘れてたわね。日奈森あむ。しゅごキャラが??キャラになる事ってあるのかしら?」
「・・・あるよ。あたしも一度、ダイヤに??を付けちゃったし。」
「そう。なら鹿目まどか。あなたのしゅごキャラを??キャラにしたく無ければ、魔法少女の件からは手を引く事ね。」
そう言うと、今度こそ暁美さんは屋上から去って行った。すると、美樹さんが不機嫌そうに言う。
「全く。相変わらず感じ悪い。」
「暁美さんって、いつもあんな感じなの?」
「魔法少女に関してはね。ホント、何がしたいんだか。」
「確か
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