魔法舞踏会
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いいよ」
「ありがとう/////」
私とシリルは互いに誉めてたら二人とも真っ赤になってしまった。わぁ・・・今はお仕事の最中なのにシリルが気になって仕方ないよぉ・・・
シリルside
うわぁ・・・ウェンディのドレスめちゃくちゃかわいい・・・いつもよりも断然かわいさがアップしてるよ・・・
『エルザが怪しい男にダンスに誘われたよ!』
『調べてくれ』
『『わかった』』
ウォーレンさんから念話が入る。やべ!ウェンディに見とれててすっかりやることを忘れるとこだった。
「俺も――――」
「お前らはもう少しゆっくりしてていいぞ」
「ここは俺らに任せろ!!」
グレイさんとナツさんは足早にエルザさんたちの方へと歩いていく。いつのまにかエルフマンさんもいないし、俺とウェンディの二人だけになっちゃった!!
「「・・・・・」」
しばしの沈黙。俺もウェンディとうつむいたまま黙っている。でも、せっかく舞踏会に来たんだし(仕事とはいえ)、踊っとかないともったいないよね?グレイさんは何やらバトルを始めてるけど・・・
「ウェンディ、もしよければ・・・」
俺がウェンディを誘おうとしたら、突然会場がざわめき始める。なんだ?
「あ!アチェートさんが出てきましたよ」
ウェンディの言う通り、俺たちがいる階の上のステージからアチェートさんとバルサミコ伯爵がゆっくりと降りてくる。
「「「「「「「「「「オオッ!!」」」」」」」」」」
降りてきたアチェートさんを囲むように男の人たちが集まってくる。だけど、誰もダンスに誘おうとはしない。
「うふふふふ。アチェートが美し過ぎて、誰も誘えないようだな」
バルサミコ伯爵は得意気にそう言う。それにしても、あの伯爵とアチェートさんが親子だなんて信じられないなぁ・・・似てなさすぎて。
「あなたの眩しさは、漢らしすぎる!!」
「女なんですけど」
エルフマンさんにアチェートさんは苦笑いしながら答える。すると、そのままアチェートさんはこちらに視線を向ける。
「あの、踊って頂けませんか?」
そう言ってアチェートさんは視線をある人に向ける。問題はその指名された人が問題なんだ。だって・・・
「俺!?」
アチェートさんはなぜか俺を指名してきた。なんで俺?他にもグレイさんとナツさんとかいるじゃん!!
「なぁ!!漢エルフマン!!まさかシリルに負けるとは!!」
「マジか!?俺たちじゃなくてシリルかよ!?」
「まさかこの私が・・・」
悔しそうに叫ぶエルフマンさんとグレイさん。なぜかエルザさんは男装して落ち込んでいる。なぜ男装?
ていうか、これって受けるべきなのか?でもウェンディもいるし・・・
「いいじゃねぇか!!」
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