魔法舞踏会
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数コピーできるという厄介な魔法なのだ」
「なるほど、それで魔法流出ですか・・・」
しかも複数人数の魔法をコピーできるのか。かなり厄介じゃないか。
「へぇ!中々やるじゃねぇか!!」
「君たちの力を結集し、ベルベノから指輪を守るのだ!!そしてこやつを取っ捕まえて、再び牢獄に送り込んでほしい!!」
「任せておきな!!」
「ご期待には必ず答える」
バルサミコ伯爵にそう言われ、ナツさんとエルザさんがやる気満々で答える。
「それであの〜・・・ベルベノを捕まえたら、依頼書にある通り・・・」
「うぬ。キャッシュで400万J払おう」
「やったぁー!!キャッシュ!!助かったー!!」
「ルーシィさんそんなに家賃ヤバかったんですか?」
ルーシィさんのあまりの喜びように俺は驚いた。だけど、そんな中アチェートさんはなぜか寂しそうな顔をしているのが俺は少し気になった。
ウェンディside
「うわっ!!なんでそんな本気モードになってるの!?」
私たちは今は個室の更衣室でお借りしたドレスに着替えています。私もおおよそ身支度が済むと、外からルーシィさんの声が聞こえてきました。
「仕事とはいえ、舞踏会に参加するには最低限の礼儀だ」
ルーシィさんとエルザさんの声が聞こえたので私も外に出てみる。そこには赤色のチャイナドレスを着ているルーシィさんと紫のセクシーなドレスを着ているエルザさんがいました。二人とも綺麗・・・それに比べて・・・
「私、大丈夫かな?」
私はピンクのドレスと肩に赤いケープを羽織っています。二人が綺麗すぎて私、自信なくなっちゃうな・・・
「ウェンディ、すごくかわいいよ!!きっとシリルもメロメロね!!」
ルーシィさんがそう言って誉めてくれる。ルーシィさんは優しいなぁ。
「でも、ちょっと恥ずかしい/////」
普段こんな服着ないから、シリルに見てもらうのすごく恥ずかしい・・・
「さぁ!!舞踏会の幕は上がった!!我々もステージに上がるぞ!!」
「エルザ!!お芝居の時と同じくらいノリノリ!!」
燃えているエルザさんを見てルーシィさんがそう言う。エルザさんすごいやる気!!
「よーし!私もがんばる!!」
私もシリルや皆さんと一緒に、絶対ベルベノを捕まえるぞ!!
魔法舞踏会の会場にて・・・
『ウォーレン、ベルベノらしき奴は?』
『監視魔水晶で会場すべてを調べたが、今のところは見当たらねぇなぁ』
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