六十五話:ユリウス・ウィル・クルスニク
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ドガーのすぐ傍に近寄る。
ルドガーもその様子に思わず黒歌から目を離してユリウスを見つめてしまう。
「妹なら―――兄貴が守ってやらないとな」
そう言ってルドガーに微笑みかけて安心させるユリウス。
ルドガーははたしてその目論見通りに兄の笑顔に安心感を覚えて表情を緩める。
ユリウスは最後にそんな弟の髪をクシャクシャと撫でまわした後、槍を握りしめ表情を真剣なものに変えて弟に問いかける。
「ルドガー……お前は、俺を―――信じられるか?」
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