入学編
ターン1 生き返って、入学試験
[7/9]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ターンを終了するのーネ」
「あ、はい。僕のターン、ドロー!」
正直、状況はかなりマズイ。ここで反撃できないと、あっさり負ける。さあ、引いたカードは?
「…………よしっ!魔法カード、クロス・ソウル………発動っ!」
『ここで引いたか!テメーもドロー運は十分以上に高いじゃねーか、先生のことを言えるような立場じゃないな』
あれ?なんで逆転カード出したのにボロクソ言われてんだろ僕?
クロス・ソウル
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動する。
このターン自分のモンスターをリリースする場合、
自分のモンスター1体の代わりに選択した相手モンスターをリリースしなければならない。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。
「先生のフィールド上の古代の機械巨人と、こっちのシーラカンスをリリースして………」
「『来い、マイフェイバリットカード!!霧の王っ!!』」
二つのモンスターが霧に変わり、フィールド上に現れた青白く神秘的に輝く騎士……………にしか見えない魔法使いの全身に吸い込まれる。
霧の王
星7/水属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを召喚する場合、生け贄1体
または生け贄なしで召喚する事ができる。
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
いかなる場合による生け贄も行う事ができなくなる。
「霧の王の攻撃力は、生け贄にしたモンスターのもともとの攻撃力の合計……」
「つ、つまり……」
『5800、だな』
霧の王 攻0→5800
おぉ、と湧き上がる試験場。この感覚、悪くないね!
「僕はこれでターンエンドです」
『それで正解。クロス・ソウルのデメリットがあるしな』
「まだ私は負けないノーネ!ドロー!カードを一枚セットして、ターンエンドですーノ」
「ドロー!いけ、霧の王!ミスト・ストラングル!!」
「罠発動、ガード・ブロック!」
ガード・ブロック
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
『くっ、落としきれなかったか………次のターンは気をつけろよ、何が起きてもおかしくない』
「え?う、うん、わかったけど……」
本当にここから何か起きるのか。そんな思いを読み取ってか、さらに言葉をかけてきた。
『何かしらのことはある。俺はそう信じるね』
「(ねえ、一体どっちの味方してるわけ?)」
『さあな。いいデュエルが見たいだ
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ