入学編
ターン1 生き返って、入学試験
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「少なくとも、礼儀はわきまえてるようなノーネ。結構なことでスーノ」
「「デュエル!!」」
遊野LP4000 クロノスLP4000
「入学試験において、先攻は受験者のものでスーノ。さ、カードをドローするノーネ」
「じゃあ……僕のターン、ドロー!」
えっと、手札は………どうしよう、見たことあるカードが一枚しかない……。
『あー、そりゃそうだわな。今の時代はまだGXだしな。つーか何92番て?どーせなら後8番くらい落としとけばキリもいいしネタにもなったってのによ、半端すぎてリアクションに困るわそんな順位』
いきなり、頭の中で声が響いた。さらっと理不尽なこと言われた気もするけどスルーしとこう。
「!?………ってあれ?まさか君?」
『落ち着けみっともない、そのとーり俺だよ俺。いいか?俺はお前だし、お前は俺でもあるんだ。だから、そいつらの戦い方も体がわかって(てもおかしくない)んだよ!それと、アドバイスするとしたらこの人相手にそのカードは………あー待てよ、これアドバイスなんかしたらズルになるか?んじゃやっぱ俺これ以上はなんも言わないわ。頑張れよー』
「え、え、えっと?」
今の声は、僕と一緒に死んだアイツの声だ。間違いない。言いたいだけ言って引っ込みやがって、まるで意味が分からんぞ!………まあいい。えっと、とりあえず今できることとしては………。
「手札から、オイスターマイスターを召喚っ!」
そう言ってカードをディスクに置くと、ソリットビジョンになった魚の戦士が表れた。………こういっちゃ悪いかもだけど、とてもじゃないけど魚には見えない。
オイスターマイスター
星3/水属性/魚族/攻1600/守 200
このカードが戦闘によって破壊される以外の方法でフィールド上から墓地へ送られた時、
「オイスタートークン」(魚族・水・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
「そしてフィールド魔法、伝説の都アトランティスを発動!これにより、オイスターマイスターの攻撃力も上がる!」
これだけは見たことあるカード。周りが海に沈んだ都市に囲まれた。
伝説の都アトランティス
このカードのカード名は「海」として扱う。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。
また、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がる。
オイスターマイスター 攻1600→1800
「カードを二枚伏せて、ターンエンドです」
さあ、一体どう来るかな?
「私のターン、ドローナノーネ!私ーは、永続魔法、古代の機械城を発動するのーネ!さらに、古代の機械騎士を召喚!」
古代の機械城
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