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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第476話】
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「嫌です」
速攻で拒否する俺に、ムスッとした表情で俺を見てきた楯無さん、口を尖らせて――。
「ぶーぶー! ヒルトくんのけちーッ!」
当然の抗議と言わんばかりに唇を尖らせていた、正直最近皆とエロイ事し過ぎて楯無さんにまで手を出しそうになる。
流石にそれは不味いので俺自身が自重しなければいけないのだが、楯無さんはそんな俺にお構い無しで――。
「ヒルトくーん! マッサージしてくれないとお姉さん泣いちゃうからッ!」
言いながらだだっ子よろしく、ベッドに寝転がるやじたばた手足を動かした、チラチラと見え隠れする楯無さんの下着が嫌でも視界に入ってくる。
「っ……わ、わかりましたからっ!」
「ふふ、お姉さんの大勝利だねー。 ヒルトくん、よろしくーっ」
そう言ってうつ伏せになる楯無さん、まるで子供の様な駄々のこねかただったが――。
「じ、じゃあ……」
一応タオルを掛けようとするのだが楯無さんは――。
「タオル、暑いからいらなーい」
そう言ってぽいっと投げ捨てた。
……この人に貞操観念は無いのだろうか?
……今さら過ぎると改めて思いつつ、俺はベッドの横から楯無さんの足をマッサージし始めた。
何度か刺激すると、足の筋肉が固くなってるのに気付き、念入りに指圧をした。
「……っ。 ん……ッ!」
「楯無さん、大分歩いたんじゃないかな? 筋肉が固くなってる」
「あ、歩きまわった訳じゃないんだけど、ちょっと未来ちゃんに付き合って、ね……んんッ!」
刺激する度に喘ぎ声をあげる楯無さん、本職のマッサージ師に揉ませれば足の疲れも一気に取れるだろうと思いつつ、腿へと指圧していく。
甘美な喘ぎ声ではなく、明らかに悶絶してるような声をあげる楯無さんに、いたずらをしたくなりまた足の方へと指圧をしていく――そして、足裏を指で擽ってみた。
「……!? こ、こら――アハハッ! や、やめ……ひゃんっ!」
「あ、やっぱり楯無さんも足裏弱いんですね」
「よ、弱いんだからやめ――あ、アハハッ!!」」
足をじたばたさせて逃れようとする楯無さん、とりあえずいたずらを止めると荒く呼吸を整えていた。
「はあーっ、はあーっ! ……今度、覚えておきなさいよ……」
「いやいや、日頃擽られてる仕返しっすよ」
僅かに涙目な楯無さんは睨み付けてきたが、気にせずに腰のマッサージを開始すると抗議の眼差しは無くなり、大人しくなった。
「……ヒルトくん」
「何です? 仕返し考えてるなら今は俺が主導権握ってるから――」
「違うわよ、仕返しはまた今度。 ……ヒルト
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