暁 〜小説投稿サイト〜
イナズマイレブン〜クロスライジング〜
全国大会開始!
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ま霧隠に返した。

「なっ…面白い、叩きのめしてやるよ!



───────
「用意はいいな風丸?」

「ああ…」

「それじゃ始めるぞ」

俺がカウントダウンを数える。

「3、2、1、GO!」

ドドドドドドドド!!

両者ほぼ互角のスピードで火花を切ったドリブルレースだが、やはりサッカーの経験の差か、少しずつ風丸は劣勢に陥っていた。

「く…!」

「は、速い!風丸さんを抜き去る奴がいるなんて…これがサッカーのスピードなのか!」

宮坂が声を上げ驚いているが、
風丸も負けていない。
風丸はギアを上げ、そのまま加速していく。

「言うだけのことはあるなぁ!だけど足が速いだけじゃダメだぜ、サッカーは!」

バコオッ!

「な!?」

なんと霧隠は風丸のボールを蹴り、そしてそのボールでドリブルしていくというふざけた行為を行った。それに翻弄された風丸は霧隠に遅れを取ってしまう。

「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ…!」

しかしこのバカげた行為が、風丸のギアをさらに上げさせた。

まるで疾風のように加速していく風丸は、霧隠との差を急激に縮め、完全に霧隠を捉えた…、その時。

スパパァン!!

「勝手な行為は慎め霧隠」

「サッカーは個人競技にあらず、チーム同士で競うものだ」

二人の対決を遮ったのは、またしても伊賀島中の選手だった。

「ちぇ、分かったよ。名前覚えとくぜ?えーと…藤丸くん?」

「…風丸だ!」

霧隠は風丸を軽く見ていくと、他の仲間と共に戻っていった。

────そして

《雷門中学対戦国伊賀島中学!さあキックオフだ!》

全国大会一回戦が始まった。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ