マブラヴ
1025話
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だった。
ムウのソードブレイカーが半分程脱落したのを見て、もう脅威ではないと判断したのだろう。アシュセイヴァーの横をそのまま通り過ぎ、まだ十分に戦闘力を残しているスレイのシャドウへと向かっていく。
その手に握られているのは、高出力プラズマソードのロシュセイバー。
それを迎え撃つようにスレイのシャドウは、通常では装備していないビームソードを手に持つ。
基本的に通常のゲシュペンストが装備出来る武器は全て装備出来るというのは、素体が量産型ゲシュペンストMk-Uであるシャドウの特徴の1つだ。
振るわれるロシュセイバーをビームソードで受け止め、そのまま胸部のクロスマッシャーを放とうとしたところで、スラスターを噴射してその場を大きく飛び退く。
そんなシャドウとタイミングを合わせるようにして反対方向へと跳躍したヒュッケバインMk-V。
次の瞬間には、その2機の間を裂くかのようにアシュセイヴァーがハルバートランチャーを使って放った無数のレーザーが通り過ぎていく。
そんな三つ巴の戦いは、至る場所で繰り広げられていた。
スティングとアウルとレイの3機のシャドウがそれぞれの武器を撃ち、M950マシンガンの弾丸とビームガトリング砲のビーム弾が弾幕の雨を作る中を回避しながら間合いを詰めてプラズマバックラーを叩き込もうとしたり、それを援護するためにコーネリアのラピエサージュが放つO.O.ランチャーからビームと弾丸が連続して放たれたり……そんな具合で戦いが続いていく。
「これは……何ともまぁ」
そんな戦いを、日本からの一行はただ唖然として見る事しか出来なかった。
それでもすぐに我に返り、少しでも戦闘を見逃さんとしたのは、さすがにそれなりの立場にいる者達だったからだろう。
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