マブラヴ
1025話
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いないが、将来的にそんな風になる可能性があるし」
基本的には物理攻撃を無効化し、高い戦闘能力と生存能力を持つ俺が最初に転移して向こうの世界にゲートを設置。その後ホワイトスターと行き来出来るようにするというのが大体の流れなのだが……その辺が常に上手くいくかどうかも分からず、あるいは上手くいったとしても転移した世界にいる勢力と上手く友好関係を持つ事が出来るとも限らない。
ギアス世界、SEED世界では幸い俺が原作を知っていたから、特に問題なく友好的な関係を築く事が出来た。
マクロス世界に関しても、シェリルが登場人物として出てくる原作は知らなかったが、マクロス7までは見ていたのでその延長線上で上手い具合にカバー出来た。
だがネギま世界とマブラヴ世界に関しては一切の原作知識がない状態での交渉だ。
その2つでは幸い近右衛門やオーストラリア政府といった相手と友好的な関係を築けたが、原作知識がない故にそう出来ない可能性もある。
その結果が、転移した世界にいる戦力を巻き込んでの三つ巴、下手をすれば四つ巴や五つ巴といった戦いになる可能性もある。
それに対応する為には、やはり慣れが一番大事だろう。
その為にこそ、こうして一度に2つ以上の勢力を相手にしての模擬戦というのはやっておくに越した事はない訳だ。
その辺の事情を、原作知識云々というのを抜かして説明すると、夕呼以外のメンバーは納得した表情を浮かべる。
ただし、霞は相変わらずウサギの耳をピコピコとしていただけなので、その辺がどうなっているのかは分からない。
まぁ、特に質問もないようだし、問題はないんだろうが。
「なるほど。シャドウミラーには、シャドウミラーなりに色々大変な事があるのか」
しみじみと呟く崇継の視線の先で、いよいよ戦いが始まった。
まず最初に動いたのは、特機であるムラタのトリニティゲイン。狙うのはエキドナが操る特機のヴァイサーガ。
五大剣同士がぶつかり合い、離れた場所にいる俺達の方にも激しい衝撃が伝わってくる。
戦術機同士の戦いは勿論、シャドウのようなPTでは有り得ない程の激しい衝撃。
その迫力に、崇継と恭子とそれぞれの護衛が目を見開く。
実際に、普段から戦術機に乗っているからこそ、自分達が戦うのと全く違うというのが理解出来るのだろう。
また、イザークの乗るヒュッケバインMk-Vが真っ直ぐにムウの乗るアシュセイヴァーへと向かって突っ込んでいく。
それを待ち受けていたムウはソードブレイカーを放って迎え撃とうとしたのだが、そこにスレイのシャドウが放ったビーム・ガトリング砲のビーム弾が横から叩きつけられ、着弾したと判断されたソードブレイカーは地面へと落ちていく。
三つ巴だからこそ起こったその展開の中、次に動きを見せたのはイザーク
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