玉璽の時間・2時間目(2016/05/16 一部修正)
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とにするわ。
主犯格――鷹岡と連絡を取られても何だしな。ってな訳でカルマ宜しく」
「え?俺がやるの?牙撃つのって結構疲れるのに」
「先手必勝攻撃した奴がそんなこと言っても説得力ねぇよ」
俺達に背中を見せた状態で動かなくなったおっさんに対して、カルマが少し文句を言いながらも容赦なく牙を放った。しかも、放たれた牙は凛鱗人の放つ様な大型で、その直撃を喰らったおっさんは見事なまでに気絶した。
ってか、寧ろ気絶程度で済んだのが凄いとも言える。普通なら死んでいてもおかしくないからな。もしかしたら、サイズそのものは大型でも切れ味は鈍ら――というより、カルマ自身が意図的に抑えたのかもしれない。
取り敢えず、烏間先生が石の正規実用型疑似玉璽の発動を止めた後、気絶したおっさんから轟の試作型疑似玉璽を取り外し、出撃組でガタイのいい寺坂に渡した。
おっさん自身は鷹岡の所まで連れて行くのが面倒だったこともあって、ガムテで拘束した後中広間の端に机とか使って体を隠してから放置しておくことにした。
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