ハイスクールD×D 黒龍伝説 7
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位なんですよ。それでも発明した家にはかなりの特許料が支払わられています。それを、そんな簡単に。一体幾つ作ったのですか!!」
「え〜っと、灯りが光量別で5種類、水の浄化、水の生成が硬水から軟水まで5種類、水を温めるのが温度別に7種類、冷蔵庫代わりの冷気発生が温度別に3種類、コンロ代わりの火の生成が火力別で7種類、エアコンみたいなのに8種類を組み合わせで、バッテリーみたいに魔力を蓄えるのが容量別に3種類、あとはドライヤーっぽいのに5種類で44種類とバッテリーの魔法陣から他の魔法陣への供給ラインの魔術的な回路とスイッチですね。構築中のが電気の生成とそれをバッテリーに流しこめる物理的な回路です」
「一財産どころか歴史書に名前が載るレベルですね。何時からですか?」
「スコルとハティのためにこの周辺を買い取ってからです」
「となると1ヶ月程度ですか」
「時間が空いているときにちょこちょことやっていたのが一日換算なら」
「……全部でどれだけの時間をかけましたか」
「そうですねぇ〜、最初は手こずってましたけど一つ完成させてからは楽になりましたね。最初の灯りに丸3日、光量の別が一つ30分程度、新しいのに2時間程度、調整版が30分、ドライヤーに素材調達を除いて組み立てなんかに3時間、エアコンみたいなのに分身2体と一緒に8時間、バッテリー、回路、スイッチの工作に丸2日ってところですね」
「……はぁ〜、この件はお姉さまに相談して調整するしかありませんね。他にも何かありそうですが、聞くと後悔しそうですのでお姉さまに任せます」
「まあ、あるといえばありますね。まだ開発中だったりしますけど」
「言わなくていいです」
「わかりました。それでは、立ち話もなんですからどうぞ」
鍵を開けてコテージに案内する。椅子は4脚しかなかったが、そこは応用の効く黒い龍脈で椅子を作れば済む話だ。テーブルも小さな物しかないのでこちらも黒い龍脈で作ってクロスをかける。お湯を沸かし始めたところで分身がスコルとハティを伴って帰ってくる。
「お待たせしました。何分、誰かを招待するのは初めてな物でして何もない物ですから」
皿なども予備を含めて4組みしか無いのでクッキーの盛り合わせを大皿に乗せてだす。ティーカップとソーサーは生徒会室から持ってきているので問題は無い。
「スコル、ハティ、どっちが勝ち越していた?」
スコルが返事をするのでスコルが勝ち越していたのだろう。
「今日はスコルだな」
スコルが自分の寝床であるマットに移動する間にブラシを用意する。待ちきれないのか吠えて催促するスコルの元まで苦笑しながら向かい、隣に座ってブラッシングを始める。傷んでいたり枝毛になっている部分は爪に魔力をまとわせて切り取り、傷を負って
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