プロローグ
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そう言って目をつぶった。
「なんじゃ、やっと願いを言いに来たのかの?」
「ああ」
神様は最初に俺に三つまで神様の力で出来る範囲の願いを叶えてくれると言われた。
だけど、特に思いつかなかった俺は要らないと言ったのだが、神様のプライドが許せないらしく、何か叶えて欲しい願いがあったら言えと言われ渋々了承したのだった。
「それでなんじゃ?」
「今にも消えかかってる三人娘を普通の人として生きれるようにしてやってくれ」
「ほぅ、そんなんで良いのか?」
「ああ、そうしてやってくれ」
「新たな力とかではなくて良いのか?」
「要らねぇよ。そんな物騒なもの。今さら原作介入なんてするきないし」
「………本当にいいのか?」
「いいからやってくれ」
「やれやれ本当に欲の無いやつだの……」
「それじゃいくぞ」
『何でもいいからそれっぽい呪文を言ってくれ』
「………かの者達を死の淵から呼び戻せ、レイズデッド」
三人のしたから光の魔方陣が現れ三人を包む。
「うそ!?」
「体が……」
「なんと!」
三人ともそれぞれ驚いている。
「ちなみに人になってるから」
「「「えっ!?」」」
「魔法は……多分使えると思うけど、使えないかもしれん」
「いや、そんなことよりも……」
「人ってどういうこと!!」
なのは(仮)が話そうとしたところでフェイト(仮)が割り込んで聞いてくる。
「原理は知らん。神のじいさんにでも聞いてくれ」
「・・・訳が分からん」
はやて(仮)が少し不満そうに言う。
「………なんなら少し手を切ってみろ。血が出るから」
そう言われ、なのは(仮)が指をかんだ。
本当にしやがった…………
「本当に……血だ…」
「僕も……」
「我もだ……」
フェイト(仮)とはやて(仮)もやってみてそれぞれ驚いている
「そんじゃ、俺は帰るからあとは頑張れよ」
そう言って立ち去ろうとしたが、
「まっ、待ってください!」
なのは(仮)に手を捕まれる。
「いかないでください………」
弱々しい声で俺に言った。
……………そういえばこいつら闇の書の残留思念だっけ?よく覚えてないけど……ってことは帰る家も金も持ってないだろうし、ここでほおっておくのは…………
……仕方ない。
「分かった。お前たちもこいよ」
「…………いいんですか?」
「ああ、ここで見捨てても後味悪いからな。えっとなんて呼べばいいか………」
「あの……名前つけていただけませんか?」
「はぁ!?良いのかよ?」
「はい…
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