気分という物はすぐに壊れる物でもある
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幸「ﾏﾈﾏﾈﾏﾈｰ、イッツマネー！」ｼｬｶｼｬｶ
菖「何歌ってるんですか……」ｼｬｶｼｬｶ
幸「うるさいわね！ 今サイクリング気分だったのに！」ｼｬｶｼｬｶ
菖「あ、すいません……」ｼｬｶｼｬｶ
菖（……何で私怒られたの？）
幸「あ、本部だわ」
菖「バスが止まってますね……」
幸「うん」
ついでにパパラッチもいるわね
またニュースで報道されなきゃいいけど（自分）
幸「よーし着いたわよ！」
菖「お姉様は、ここで待っていて下さい 私が説明聞いてきますから」
幸「ありがとぉ」
さあ、この間にこっそり持ってきたポテチを
食べるとす
ポン
瑠奈「幸、遠足じゃないのよ」
幸「なに……って、瑠奈さん！ どうも」
瑠奈「早くバスに乗るわよ」
幸「え？」
瑠奈「貴方と私は一緒のバスよ 早く乗って」
幸「は、はい」
あ、説明菖に聞いてない
まあいいや
幸「わあ！ リッチ！」
高級な生地を使ったバス！
しかもクーラーは高機能！
……S級になったらこんな待遇させて貰えるのか
幸「あれ？菖は？」
瑠奈「菖さんは隣のバスよ ここはS級巫女のみのバス」
幸「やったｗｗｗ 何かうれしいｗｗ」
やーいｗｗｗ
まあ、私の才能が認められたって事ねｗ
本部もやるじゃないｗｗ
瑠奈「うれしい？ そうかしら？」
幸「えっ」ﾋﾟﾀ
瑠奈「A級の巫女達の方が安全なのよ」
幸「え？何で？」
瑠奈「私達は館に突入する、 いわゆる突撃隊ね」
幸「ｶﾌｯ」
瑠奈「何人死人が出るか解らないけど」
幸「……いわゆる突撃隊」
瑠奈「そう だからS級のバスが一番危険なの いわゆるS級突撃隊」
幸「……」
幸「わ、わたし、ちょっと バス乗り間違えたみたいだし隣に」ｶﾞｼｯ
瑠奈「どこへ行くの？」ｸﾞｲｯ
幸「やだあああ！！ このバスもう何か戦車に見えてきたあ！ もう行くじゃなくて逝くよ！」
瑠奈「逃げられないわよ」ｶﾞｼｯ
幸「離してええええ 誰かぁぁぁ」
運転手「出発しまーす」
ﾌﾟｼｭｯ
幸「あっ」
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