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イナズマイレブン〜クロスライジング〜
気持ち
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一方その頃、雷門理事長と鬼瓦刑事は影山について話していた。

「イナズマイレブンのデータが消えていた件ですがね…影山の仕業ですよ」

「やはりそうですか…」

「奴はイナズマイレブンのメンバーです、そしてそれを証明するものを全てこの世から消している」

「でもどうしてメンバーのことを?」

「そちらの執事さんを初めとするメンバーが、こっちの質問に応じてくれるようになったからですよ」

「そうでしたか…」

「影山は中学サッカー協会の副会長だったそうですね」

「ええ、サッカーに強い思いを抱いていることは知っていました」

「強すぎますよ…サッカーの話をするときの奴の目はゾッとします、なんと言うか…憎しみがこもっていると言うか…」

影山はサッカーそのものを激しい憎悪に抱いている…、40年前、イナズマイレブンを陥れたバスの事故も影山の仕業だろうが、そこまでサッカーを憎んでいる理由は何なんだ…。

知っていく度に、鬼瓦刑事の頭には疑問がよぎるのだった。
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