第九話 従兄妹
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…分かってるくせに」
「なんのことだか、分かんねえな」
どのくらいそうしていただろう。
気づいたら、立っているのが辛くなったのか彼と彼女はベッドに倒れ込んでいた。
彼女は顔を紅潮させて彼の胸に深く沈み、彼は彼女を大切に抱き込む。
いくばかの時間を過ごして彼と彼女は抱擁を解き、部屋を出て転移門前で別れた。
「ありがと」
彼女はそう言い残して転移する。
「あ〜、クソッタレめ……」
彼はそう吐き残して部屋で寝た。
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