第2話
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リカちゃんの手伝いをするとかどうかな?」
「キリカの手伝い?それってもしかして・・・」
「そう!」
「キリカさんがその親切にしてくれた人とお友達になるためのお手伝いですぅ〜。」
「いや、あんまり余計な事はしない方がいいと思うんだけど。」
「何を言ってるの、あむちゃん。」
私が止めようとすると、ダイヤ達が反論してきた。
「困っている生徒が入れば手を伸ばして助ける!それが聖夜中生徒会でしょ!!」
「唯世くんも言ってたでしょ。転校しても、あむちゃんは生徒会の仲間だって。」
「だからあむちゃんも、胸を張って頑張るのですぅ〜。」
「皆・・・そうだね。」
「それじゃあ、聖夜中生徒会見滝原中学支部、出動ー!!」
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放課後、私とさやかちゃんはいつも通りマミさんとキュウべえに連れられて魔法少女体験ツアーに参加し、魔女の住処である結界に来ていた。今回の結界の中はまるで人形劇の舞台。そこでライオンと鳥のパペットのような姿をした使い魔が私達を待ち受けていた。
「それじゃあ、行くわよ。」
マミさんは早速、普段指輪の状態になっているソウルジェムを本来の姿である卵型の宝石に変化させ、魔法少女へと変身する。そして、愛用の武器であるマスケット銃を次々と出して、舞うように使い魔を倒していく。
本当に、凄いなあ。私もあんな風になりたい。そう思っていた時だった。
「あれ?」
「どうしたの、まどか?」
「今、たまごが動いたような?」
「ホント!?って事はもう直ぐ生まれるの!?」
「二人とも、先に進むわよー!」
いつの間にか、マミさんがこの辺りの使い魔を全部倒していた。
「あ、今行きまーす!」
その後、私達は順調に進んで行き、結界の一番奥に居る魔女の所までたどり着いた。今回の魔女は白い布を何枚も絡め合わせて作ったようなヒト型の魔女だった。その両腕には右と左に使い魔と同じ形のライオンと鳥のパペットが嵌められている。
早速、魔女が動き出した。左手の鳥の嘴を槍のようにマミさんに向かって突き出してくる。マミさんはそれを避けるとマスケット銃の柄で魔女を殴りつける。側頭部にそれを食らった魔女はそのまま吹き飛ばされた。すると、魔女は立ち上がって両手のパペットの口を開けて、そこからエネルギー弾を撃ってきた。でも、その技は使い魔も使っていたからマミさんは読んでいて事前に回避する。そして、魔女の胴体に向かってマスケット銃を撃った。弾丸は魔女の胸を貫いた。でも、それに構わず魔女はエネルギー弾を撃ち続ける。マミさんは何度もマスケット銃を撃って魔女の胴体を穴だらけにする。それでも、魔
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