第2話
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」
キャラチェンジっていうのは、しゅごキャラの力で一次的になりたい自分になること。キリカさんなら他人と友達になる事が出来る自分って事になる。でも、それならランの言う通り楽勝なハズなのに。
「実は、キャラチェンジしても何故か出来ないんだ。」
へ?キャラチェンジしても出来ない?どう言う事?
「あの子を前にすると、何故か緊張しちゃって・・・」
「ええ!キャラチェンジしたのに!?」
「どう言う事だろ?」
「他の人達とは、仲良くなれたんですよねぇ?」
ホントどう言う事?
そうやって私達が頭を悩ませていると、レンが言った。
「私には答えが分かっている。」
「ホント!」
「それはズバリ!キリカが彼女に向ける想いが友情ではなく愛情。つまり恋心だからだ!」
そうやってレンはビシッと何処かを指差す。って、恋心おおおおおおおおおお!?
「だ、だから違うって!ほら、私とあの子は女の子同士だし、だからきっとそういうのは・・・」
「いや、間違い無く恋心だ!」
「違うよ!!」
今更だけど、その親切にしてくれた人って女の子なんだ。でも、女の子同士か。アハハ・・・
「あれ?あむが何か黄昏てるけど、どうしたかい?」
「実はあむちゃん。皆とは仲良くなれたけど、ほとんどの子達からは今だにカッコいい女の子だって思われてるの。」
ちょっとダイヤ!何余計な事言ってんの!!
「しかも、中学生になってからは良く女の子に告白されるようになっちゃたの!」
「二年生になってからは後輩も加わってさらに凄い事になったね。」
「あむちゃん、モテモテなんですぅ〜。」
あんた達まで・・・だから余計な事を言うなああああああ!!
「ほら見ろ!女の子同士の恋だってアリじゃないか!!」
「か、仮にそうだとしても、それをあの子が受け入れてくれるとは限らないよ!もし、それで気持ち悪いとか言われたら・・・私、散り果てちゃうううううううう!!!」
「「「「散り果てるって何!?」」」」
「要するに、キリカはその子と一番仲良くなりたい。だからこそ、一番嫌われたく無いと言う事ね。」
私達が困惑する中、ダイヤは冷静にキリカさんの心情を分析していた。
「うん。でも、どうすれば・・・」
「そう言う時はレンが産まれた時、あなたが何を願っていたのかを思い出すといいわ。」
「私が、何を願っていたのか?」
「そう。あなたはどうしてなりたい自分を思い描いたのか。それを思い出す事が出来れば、あなたは輝く事が出来るわ。」
「輝ければ、私はあの子と友達になれるのかな?」
「それは、あなた次第よ。」
一見無責任な感じだけど、ダイヤはしっかりキリカさんの事を考え
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