告白
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っと。
「あれ?シリル髪型変えたんだ!!」
俺が聞く前にウェンディが気づいてくれた。なんか少しだけ嬉しいなぁ。
「うん!!どうかな?」
「すごく似合ってると思うよ!!」
ウェンディが笑顔でそう言う。よかった、変だって言われたらもう一回切ってもらおうと思ってたから。
「そういえば、マスターから何か重大な発表があるからみんな集合してだって」
「重大な発表?」
俺は何のことだか分からなかったが、マスターが集合だっていってるし、ウェンディと一緒に集合場所へと戻っていった。
「皆の者、心して聞け」
さっきまで騒いでいた俺たちは今はマスターの話を聞くために静かになっている。
「今から重大発表をする」
マスターの言葉で少しざわめき出す皆さん。重大発表って?
「天狼島からギルドに戻ったその日より・・・」
俺たちはマスターの話に耳を傾け、次に続く文章へと集中する。
「女子のみ制服を設定する!!ナース服かスク水限定じゃ!!ヤッホー!!」
「何の話かしら!?」
マスターの発表にルーシィさんが突っ込む。マスターなんでそんなマニアックな制服を選んだ?
「なるほど。それは楽しみだな」
「乗らない!!ここ怒るとこ!!」
なぜかエルザさんは乗り気だった。さっきもナース服着てたし、なんかエルザさんってやっぱりずれてる・・・
「マスター・・・ここは真面目に・・・」
「すみましぇ〜ん!!ちょっと乗りで!!」
そんなマスターをミラさんが睨む。なんかすごい顔になってましたよミラさん!!あれが魔人の真の姿と言うわけか!!
怒られたマスターは渋々本当の重大発表を気を取り直して行った。
その頃、天狼島からメルディとウルティアは・・・第三者side
「メルディ、元気ないわね」
「・・・・・」
二人は小さな船の上に乗っていた。
「すぐには難しいかもしれないけど、忘れましょう。悪魔の心臓も、ゼレフのことも」
ウルティアの言葉に、メルディは座ったまま答えない。そんな二人のすぐ近くを数匹のイルカが泳いでいた。
「見て・・・イルカよ」
「ねぇウルティア」
ここでようやく、メルディは口を開く。
「私とお兄ちゃんの街を襲ったの・・・ウルティアって本当?」
ウルティアは少し顔をうつむかせる。
「私の家族も友達も全部、ウルティアが・・・」
「・・・そうよ」
「!!」
肯定したウルティアの声を聞き、メルディは青ざめる。
「いつか、きちんと
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