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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Twenty one episode 光の偽者
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俺は叱られると思っていた。
叔父さんの目は本気で怒っている様に見えた。
「今日の朝ご飯は特別に豪華だぞ」
「分かったから出てけ」
俺がそう言うと叔父はそのまま俺の部屋から出て行った。
「さーーってと………」
俺はベッドから起き上がろうとしたが。
「ぎゃああああああ!!お前何やってんだ!?早く着ろっつーの!!」
「………?」
服が淫らになり、チラチラとパジャマの中の胸の谷間が見えるにも関わらず、琴葉は頭の上に疑問符を浮かべていた。
俺にとっては、今の琴葉の存在自体が十八禁になっていた。
こ、こいつ………極度の天然野郎なのか!?
俺は深呼吸をし、冷静そのものを見に纏い、琴葉のパジャマを正そうと琴葉に手をかけた。
俺が琴葉の肩に手をかけると音速を超えているんじゃないと言う勢いで平手打ちが飛んできた。
「痛ってええええええぇぇぇぇええええええっっっ!!!」
「行って来ます…………」
「はいよー、車とかに気ぃつけろよー」
俺は右頬に真っ赤な平手打ちマークをつけながら玄関でずっと叔父と琴葉のやり取りを見ていた。
「優也もだぞ?特に女の子に気をつけろよー」
「やかましい」
俺と琴葉は玄関の扉を開け、学校へと向かって行った。
「ゆぅ君………」
「何だ?」
「昨日………」
「………何だよ」
「あの子………悲しそうにしてた」
「お前には関係無いだろ」
お前には関係無い。
これだけでこの会話を終わらせることが出来た。
実際に、琴葉は全く関係無い。
また"逃げる"事が出来た。
「もう、それ以上は追求しないでくれるか?」
「………ごめん」
俺は琴葉と少し距離を置いて、琴葉の前を歩いて行った。
この仕事が終われば、時が流れて、季節が流れて、段々と忘れて行く。
忘れて行くんだ。
学校 ーーー教室ーーー
「おーっす」
「照か………」
「俺の顔は見たくも無いってか?」
「別にそういうわけじゃねーよ」
「昨日はすまなかったな」
「気にしてねーよ。それにお前は何も悪く無いだろ」
照はフッと鼻で笑うと、暗い話にピリオドを打つ様に別の話を切り出した。
「そういや、今日って転校生が来るらしいぜ旦那」
「へぇ………」
「何でもさ、相当な美女らしいんだよ。この学校の奴ら殆どが見たらしいんだけど、めっちゃ可愛いらしいぜ旦那」
「旦那やめい。それで周りが騒が
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