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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Nineteen episode 他人
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……」


俺が溜息をつくと中から男の人が出てきた。


「君が優也君だね」


「ええ?あ、はい」


「僕の名前は須郷伸行。これから君には僕の手伝いをしてもらいたい。勿論、君の保護者である叔父の桐崎大吾さんの許可を貰っているよ」


「はぁ……手伝いって何をすればいいんですか」


「それについては本社に向かいながら車の中で説明するよ」


須郷伸行と名乗る男はそう言うと高級車へと俺を手招きした。
車に乗車すると運転手と助手席には秘書の様な人、俺の座る隣には女の子がいた。
女の子の年齢は……同年代だろうか。
運転手が俺と須郷が乗車するのを確認すると運転し始めた。






車で走行して10分が経った。
隣にいる女の子がちらちらと俺を見てきます。
なんなんですかねぇ………


「すいません、落ち着かないです」


「この様な高級車は落ち着かないだろうね」


「いや、この車の中にいることではなくてですね。俺の隣に女の子がいることなんですよ」


「その娘に関しては気にしないでくれよ………と言いたいけど自己紹介位はさせないといけないね」


そう言い、須郷が女の子を見ると女の子は口を開いた。


「………どうも」


「………どうも………っておいそれだけか!?」


「はっはっはっはっは、君達は面白いね」


「いや全然面白くないですよ」


「えー?そうかい、まぁ、この娘はあんまり喋らないからね。恥ずかしいんだろう」


「恥ずかしいだけですか。そっか………俺は桐崎優也、宜しくな」


俺が女の子に自己紹介をし、微笑むと女の子は顔を赤くし俯いた。



………ユウキみたいだな。



「一応僕から紹介しとくよ、この娘の名前は堀江琴葉。この娘は一応、僕の会社の知り合いの子でね。優也君と一緒に僕の手伝いをして貰うんだよ」


「へぇ……あ、結局手伝いって何を?」


「ああ、忘れていたね。ごほん、これから行く先はレクトっていう会社なんだけど、君は知ってるかな?」


「えっと………?」


「レクトっていう会社はソードアート・オンラインを作った会社なんだ」


「へぇ………俺達にそういった関係の手伝いをしろと?」


「まぁ……そうだね。でも君達の出番はあとあとだよ。仕事内容を言うと僕の研究を邪魔者から守って欲しいんだ」


「邪魔者から守る?俺達は子供ですし、大きな会社なら警備員もいるんじゃないんですか?」


「現実だったらね。僕の行っている研究は仮想世界で行っているんだ。君達の腕を買っているんだよーー」


須郷はそこまで言うと一旦言葉を止め、笑顔
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