暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
フェアリィ・ダンス ー伝えたい言葉、伝わらない想いー
Eighteen episode 過去の後悔
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見て俺は照れてそっぽを向いた。
本当に幸せだったなぁ…………
この後、すぐに悲劇は起きた。
俺がソードアート・オンラインの殺人の世界でCartain death 《確実な死》と呼ばれる初めの一歩だ。
歩いていると路地裏から男性プレイヤーが四人、俺達の目の前に出てきた。
そいつらは武器をちらつかせると不気味な笑みを浮かべていた。
「ククク………アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!」
「よぉ……おっ?女を連れてるじゃねぇか………ククク………」
「どうしやすか………ネぇ兄貴よぉ?」
「あぁ?女と金を置いて行ってもらうしかぁねぇじゃねぇかよぉ!!」
………やべぇのにあっちまったな………プレイヤーキラー………盗賊か。
「悪りぃ俺達ちょっと急いでんだわ」
「貴方達………なんなの?」
スズナがそう言うと兄貴と呼ばれているリーダー格の男が前に出てきた。
「俺達はギルド……って訳じゃないが、こうやってお前らみたいな雑魚から装備品を奪ってんだよ。装備を置いて行かなかったら………分かるよな?ついでに女も置いて行きな」
「何言ってんだ?てめぇに渡す物なんかねぇよ、ファックってな!」
俺は中指を立てて男に言った。
すると男は眉をピクッと動かし、右腕を挙げた。
「ぶっ殺せ」
「「「了解」」」
「あー………怖えーなぁ……」
「大丈夫なの……?テル………」
「………大丈夫に決まってるだろ」
と言ってもぶっちゃけ余裕がない。
相手の装備を見るからにして32層で取れるものばかりだ。
推定レベル30〜35と考えればいいか。
に、対して。
レベル43の俺とレベル31のスズナ。
スズナが危ないからいつも置いてけぼりにしてたのが裏目に出た。
「さーーーーーーーって………と」
「ひゃい!?」
「全力ダッシュだ!」
俺はスズナの手を取り、握り締めると全力で盗賊がいる方向とは逆の方向に走っていった。
盗賊も獲物を逃がすまいと全力で追いかけて来た。
ーーーハァ………ハァ………ハァ………
追いかけっこをして10分位だろうか。
それ位経った。
俺とスズナは砂漠の中心とは言わないが、砂漠の中にある洞窟に逃げ込んだ。
「大丈夫か……ハァ………スズナ………」
「うん…………ありがと………」
「全く……面倒なことになったな」
「…………!」
ズサ………ズサズサズサ…………!
洞窟の外から誰かが近づいてくる足音
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