暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
フェアリィ・ダンス ー伝えたい言葉、伝わらない想いー
Eighteen episode 過去の後悔
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た。
「最初に殺したのが女の子だった?自分の手で殺したって言うのかよ!!!っざっけんじゃねぇぞこら!!!!」
「………………!」
俺が怒号をかますと照は俺の胸ぐらを掴み返して来た。
「俺だって………俺だって"見殺し"にしたく無かったんだよ!!!!俺はあいつと………"鈴菜"と一緒にいたかった………!」
そう言うと照は胸ぐらを掴んでいた手の力を抜いていった。
膝をついて涙を流していた。
「…………何があったんだ?」
「……………………俺のレベルが43の時、第31層のルイス・フェルトの街にいた時の話だよ」
第31層 ーーールイス・フェルト 市街ーーー
俺、照のプレイヤー名はテル。両手剣使い。
人生初のMMORPGがこのソードアート・オンラインだった。
本当は本名よりは偽名を使った方が良いらしいが俺はこの名前が好きだったからプレイヤー名にそのまま付けた。
この31層は凄く暑い。
街の周りを砂漠で囲んでいるだけあって中々に暑い。
現実世界の事をこうもリアルに仮想世界で表現出来るなんて……凄いと思った。
俺は砂漠の真ん中にある街、ルイス・フェルトの中を歩き回っていた。
この街はもう一つ特殊な事があった。
最初から作られていた街では無く、一人のプレイヤーが鍛冶屋スキルで何でも作れるなら街も作れるんじゃないかという理由でメンバーを集め、作り出した仮想世界で唯一のプレイヤー達が作り出した街だ。
その為、破壊不能オブジェクトは無く、民家を攻撃すれば破壊出来るという欠点付きだ。
だが、中々にロマンがある。
「ねぇテル!これから街を少し出た先の砂漠でレベル上げしようよ!」
「あっちぃ……あっちぃ……デロンデロンにぱっぱらぱー………」
「聞いてる?」
俺の横を一緒に歩いている女の子の名前は"スズナ"本名は佐藤鈴菜、俺の昔からの幼馴染。
成績優秀、天才、父親がレクトだかなんだかの会社のお偉いさんだとか。
成績クソ、底辺、親は離婚で俺は一人暮らし。
なんで一緒にいるのかが理解出来なかった。
だけどーーー
「ねぇーって!」
「満更でもないんだよなぁこれが………」
「んーっ」
スズナは俺の横から腕を組んで顔を近づけて来た。
………俺はこいつが好きだ。
馬鹿な俺でも自分の気持ち位は分かる。
「うっせーな、あっち行ってろバーカ」
「いっつもそう言う事言って構ってくれるもんね」
「だぁーーーーっうるせぇな!後で行ってやるから!!!」
「ふふっやっぱり♪」
可愛い笑顔をして喜んでいるスズナを
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