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Eighteen episode 過去の後悔
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ふく「おばさん、ミルミル一つ頂戴」まれって、ハァ!?え?おい!なんだよミルミルってそんなもん食べたことも飲んだこともないぞ!」


俺がミルミルを頼むとおばちゃんは微笑みながら紙パックを一つ取ってきた。
それは物凄く内容量が少なかった。
ヤクルト並みに少なかったし小さかった。
紙パックにミルミルと書かれた飲み物、これは俺も飲んだ事が無かった。
俺はミルミルの料金も支払い、照と一緒に購買を後にした。
照にミルミルを飛ばし渡すと照は唖然していた。


「んだよミルミルって………ミルミルミルミルミルミルミルミルミルミル………あ、乳酸菌いい感じ」


「どうだ?美味しいか?」


「ミルミルが口にミルミル広がってミルミルミルミルミルミルミルミルミルミル……………」


「もういいよ……」


「けど、こいつめっちゃ美味しい。乳酸菌ひゃっほい………これから何処行くんだ?」


「屋上かな」


「屋上かー!漫画とかアニメっぽいな!いいねぇ青春青春!」


「お前のキャラが全く読めないな」


「んじゃぁ………勝負するか!」


「何の?」


「どっちが先に屋上に着くかだよ!!」


照はそう言うと俺の焼きそばパンを奪って屋上に向かって走り出した。
突然焼きそばパンを奪われたせいで他に持っていたレタスサンドとファンタグレープを床に落としてしまった。


「お前が俺より遅かったらこの焼きそばパン食ってやるからなぁ〜!」


「……………レタス……は………」


俺は狂いそうになった。
途轍もない怒りと悲しみがこみ上げてきた。


「レタスサンドは落としても封を開けてないからいいが…………俺のファンタをどうしてくれるんじゃぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!!」


「怖っ!!くんじゃねぇ!!来ないでください!怖いっす!!!」


俺は涙を流しながらキレた顔で照を追いかけた。

我が魂はレタス。

我が血筋はファンタ。

我が身は焼きそばパン。

その全ては俺のものじゃあぁぁぁあああああ!!!!


俺は全力疾走で階段を駆け上がった。

この学校は四階建て………屋上までは残り三階半。
悪いが………………










本気で行かせてもらうぜ!!!!!









俺は階段を蹴り、ジャンプをした。
そして階段に設置されている手すりの上に乗り、一気に足を回転させ、凄まじい速さで登って行った。


「ハァァァアアアア!?なんだそれ!?チートかよ!」


「チートで結構、悪いが勝つのは俺だぁぁぁああああ!!!!!」


「うぉぉおおおおおお!!!負けらん
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