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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seventeen episode 光と影の勇者
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に受ければ一撃だろう。
俺はユウキとヒースクリフの戦闘を黙って見ることしか出来なかった。
ユウキの言った"ごめんね"と言う言葉が俺の頭の中の脳を痛めつけてきていた。
何故謝ったのだろうか。
ユウキの口調からして死にに行くと言う感じでは無い。
皆を守ると言う事はユウキがヒースクリフを倒すと言うことだ。
なのに何故だろう。
「なんで"ごめん"なんだよ……」
不甲斐なかった。
光の勇者なんて言われてる俺は大切な女の子に守られている。
ついさっき守ると言う約束をしたのに麻痺状態と言うだけで俺は立ち上がることすら出来なかった。
本来なら俺がユウキのいる場所にいてヒースクリフと戦っている筈なのに……
「こんの!」
「まだ甘い……」
「硬すぎる……!」
「だが、中々の反応速度だ。流石は"メディキュボイド被験者"紺野木綿季君だ」
「…………」
「キリト君の二刀流の反応速度も早いが、メディキュボイドの処理速度は他のプレイヤーが被っているナーヴギアとは違い、処理速度が数倍も違く、もしかすると二刀流の反応速度をも超えるかもしれない」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!!!」
ユウキは頭を抑えて叫ぶとヒースクリフの方をキッと睨んだ。
そして剣を握りしめ、ヒースクリフの心臓部を狙った。
「はぁぁぁあああああ!」
「…………ほう」
ヒースクリフの心臓を捉えたユウキの剣はヒースクリフの神聖剣に弾き返されてしまった。
ユウキの剣は弾かれ、手から離れてしまった。
「何!?」
明らかに先程のユウキとは違った。
そんな事が出来るのかと言う速さで動いていた。
何故かと言うと、ユウキの剣は剣から離れていったのでは無く、ユウキが剣を離したのだ。
剣が完全に手が届かなくなる前に空中で左手に剣を逆手持ちにし、ヒースクリフに振りかざしたのだ。
ヒースクリフはギリギリで回避出来なく、ユウキの剣先がヒースクリフの胴体を掠った。
「流石に月日が経つとメディキュボイドにもなれてくる様だ」
「ユウヤの前では………ユウヤの前ではメディキュボイドの事も被験者のことも言わないでよ!」
「……これは失礼した」
「なんで……ボクの命を救ってくれた貴方が………こんなデスゲームを始めたの……?」
「何故、か」
「命を救った貴方がどうして命を奪うの?」
「もし、私に勝つ事が出来ればそれを知りうる事が出来るかもしれないな」
「分かった……」
「しかし、君は分かっているのかね?」
「………………?」
ヒースクリ
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