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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seventeen episode 光と影の勇者
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ムとして生きているようだ。
「彼女は主に私のアシストの様な事をしてもらっている、それにしてもユウヤ君とキリト君には驚いたよ。黒鉄宮の地下迷宮区にあるシステムコンソールからシステムに侵入し、試作型の一号と二号をオブジェクト化するなんて………いやー……実に驚いた」
「ご用件はなんでしょうか茅場晶彦様」
「ああ、そこにいる女性プレイヤー、ユウキ君が私に倒されたらすぐにユウヤ君の麻痺状態を解除してくれたまえ」
「………承りました」
スズナは何処か悲し気に了承すると数々のメニューウィンドウを体の回りに出現させた。
この場にいるプレイヤーの全ての情報……ステータスや装備、誰が誰とパーティを組んでるか、などの情報だ。
「それでは始めようか」
「団長さん………」
「剣を握りたまえユウキ君、君ならもしかしたら私に勝てるかも知れないのだよ……"メディキュボイド被験者"の君ならね」
「……………知っていたんだね」
「あれは私が提供した物だよ。勿論、被験者の名前も知っているとも」
「……………」
「なんだよユウキ………"メディキュボイド被験者"って……なんだよそれ…………!」
俺がユウキに向かって叫ぶとユウキは俺の方を向いた。
俺の方を向いたユウキの瞳からは涙が溢れ出ていた。
ユウキは俺から目を逸らさずに口を開いた。
ーーーーごめんね。
「ユウキ……?」
ユウキはそれだけ言うとヒースクリフの方へ走っていった。
愛剣の《リュクスシュエル》を右手に握り、左手で涙を拭い、少年の方を振り向かずに。
「ユウキーーーーーー!!!!!!」
「ユウキ!」
「ユウキ……!」
「「ユウキちゃん!」」
キリトやアスナ、クラインとエギルが叫んでも戻ってくることはなかった。
「てやああああああ!」
「む…………」
ユウキはジャンプからの縦斬りを繰り出すとヒースクリフは左手に持つ大盾で受け流し、右手に持つ神聖剣でユウキに向かって突きを繰り出した。
「………!」
「ほう………」
ユウキはその突きを最初から見切っていたかの様に回避した。
だが、ヒースクリフも最初から避けられるのを分かっていたかの様にニヤリと笑った。
「流石……と言うのかね」
「団長……貴方は此処でボクが倒す!」
「ふむ、それなら剣で私を貫きたまえ」
「皆はボクが守る!」
ヒースクリフの不死属性はナビゲーションプログラムであるスズナが解除し、HPは黄色ラインであるユウキに合わせ、どちらとも突きを一度でもまとも
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