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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Sixteen episode 少女との約束
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いな奴だな………」


「とか言いながら喜んでんじゃないぞ」


「アスナ〜!ありがとう!」


「ユウキが困ってるなら助けなくちゃね!」


「そんじゃお前ら……ぶち込むぞぉぉぉおおおお!!!」


「「「いっけえええええええええええええ!!!」」」


槍と剣を更に押し込み、HPの減少が止まっていたスカルリーパーのHPがまた減少し始めた。
そしてスカルリーパーのHPはレッドラインに入り、HPがなくなって消滅した。
ボス部屋の中心にCongratulationと言う文字が出現した。


「やっ………た?」


「やった……やったよユウヤ!」


「っくはーーーーー!!!疲れた………」


「キリト君もお疲れ様」


「俺の風林火山ギルドも結構役にたっただろー?」


「店を閉じてまで来たが俺の出る幕じゃ無かったな」


スカルリーパーを倒し終わった大勢のプレイヤー達はヘトヘトになり座っていた。
俺達も精神的に結構疲れていた為、その場で座り込んだ。


「所でよ……何人死んだ………?」


「……………」


クラインがそう言うと回りは静まり返り、殆どのプレイヤーが俯いてしまった。


「11人死んだな………」


「「「「「「………………」」」」」」


死者の多さに流石に俺も頭を抱えそうだった。
死人が出るかもしれないと言う予想はあったのだが、まさかこれ程とは思っていなかったのだ。
回りを見渡すと誰も喋っていなく、クリアしたというのに喜びの感情が出てはいなかった。
俺が溜息をつくと横で座っていたキリトが突然剣を握りしめた。


「どうかしたか?」


「まぁ………もしかしたら…………」


キリトはそう言うと一人だけ立っている男に向かって走り始めた。
ソードスキルを発動することは無く、そのまま《エリュシデータ》をその男、"ヒースクリフ"に向かって斬りかかっていった。
ヒースクリフは驚いた顔をし、キリトの剣をずっと見ていた。
だが、本来貫ける筈の剣が貫く事が出来なかった。


「おい、馬鹿………?」


「剣が通ってない………?」


「どうなってるの……?」


「やっぱりな」


「どうなってるんですかヒースクリフ団長」


キリトはヒースクリフを貫けない事を確認するとバックステップで後ろへと下がった。
キリトの剣がヒースクリフを貫けない事には理由があった。
ヒースクリフの頭上には文字が浮かんでいた


immortal object


セイの時と同じく"破壊不能オブジェクト"とそこには表示されていた。
つまりはヒースクリフはシステムによって保護され
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