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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Fourteen episode 化け物
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様な頭や腕。
そして持っている特徴的な大鎌。
間違いなく死神だった。

こいつは間違いなく強い……
俺のレベルは93……それなのにこいつのステータスが確認できない……
この死神は90層クラス……しかも95層並みの敵だ……!
俺の神聖槍ならまだこいつに対抗出来る……!
俺一人じゃ危険だけどユウキ達も危ない……!


「ユウキ!皆と一緒にここから脱出しろ!」


「でも……ユウヤは……?」


「俺は神聖槍があるからまだこいつとまともにやり合う事が出来る! 少しの間なら時間を稼ぐことが出来るからその内に逃げるんだ! キリト、皆を頼むぜ」


「頼むぜってお前……! こいつは俺の識別スキルでもステータスが一切分からなかった……こいつは間違いなく90層クラスのモンスターだ! お前もレベルが80代だから分かるはずだ! お前一人じゃ神聖槍があってもステータスの問題ですぐにやられるぞ!!」


「大丈夫だっつーの……俺もすぐにお前らの後を追うからよ……行くんだ!」


俺の言葉を聞くとユウキ達は安全エリアにいるセイ達の方を見た。


「ユリエールさん、シンカーさん! セイ達と一緒に転移結晶で離脱してください! ボク達はここでユウヤと一緒に戦います!」


「ですが……」


「行くんだ!!!」


キリトがそう言うとユリエール達は黙って頷き、転移結晶を取り出した。
その中、セイとユイは安全エリアにある"四角い物体"を見ていた。

ユウキ達はすぐにユウヤの元へ向かった。


「ユウヤは何時も一人で頑張るんだからボクが見てないと!」


「そうそう、ユウヤ君は知らない所で何時も頑張ってるもんね」


「全く、俺とお前は親友だろ。 たまには背中預けろって」


俺は唖然としていた。
俺が今までユウキ達に何をしてきたと言うのだろうか。
何を根拠に世界から消えるかもしれないと言うリスクを抱えてまでついて来てくれると言うのだろう。
だけど俺は三人の言葉を聞いて笑ってしまった。


「馬鹿野郎が……」


俺がそう言うとユウキ達は俺を見て笑っていた。
これが絆と言う物だろう。
本当にーーー





ーーーーーありがとう







「行くぞぉぉぉおおおお!!」


俺は神聖槍《グングニール》を握りしめ、光の渦を纏いながら死神に突っ込んで行った。
ユウキ達も後を追う様に愛剣を握りしめて死神に向かって行った。

だが現実は甘くはなかった。
精神論ではどうにも出来なかったのだ。
突っ込んで来る俺達に死神が大鎌を振り下ろして来た。


「身を固めろ!!」


俺がそう言うと俺を中心にして全員で剣を重ねて守りを
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