暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Fourteen episode 化け物
[3/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
カエルの肉!?」


「ああ!ゲテモノ程美味しいって言うからな!」


「おーい、ユウキー……お前真っ白になってるぞー」


俺がユウキに喋りかけるとユウキはようやく気がついたのかハッとし、俺の方を見た。
その中、キリトはアスナにカエルを調理してくれと言った。
だが無論、了承などしてもらえずにカエルの肉を掴むと思いっ切り遠くに投げた。

うおおおお!アスナお前!女性の中の勇者だわ!!

俺はアスナが素手で女性の敵を握り、投げると驚いた。
驚いている俺とは別にキリトは本気で食べたかったのか大声をあげて泣きわめいていた。
カエルの肉は着地と同時に結晶体となって消滅した。


「うあああああ!! な、何するんだよ!?」


「ふん!」


泣きわめいているキリトを横目にアスナは呆れたと言う声を出した。
それでもキリトは諦めなかった。
己の欲望、カエルを食すと言う欲望を満たすためにアイテムストレージを開き大量のカエルの肉を取り出した。
だがやはり、アスナに全て投げられてしまった。

ふふふ……こんなゲテモノでもユウキならS級の料理にしちゃうんだよな……

俺はユウキの方を見た。
するとユウキは目を涙でうるうるさせながら俺を見ていた。


「ユウヤはボクの選んだ食材よりカエルのお肉が良いんだよね……?」


「…………」


チュイン……チュインチュイン……


俺は無言でアイテムストレージを開いた。
そしてスカベンジトードの肉を選択した。




オブジェクト化
詳細
トレード
捨てる




全く、何を言っているのか




オブジェクト化
詳細
トレード
捨てる←




分からないでござる。

俺は無言でスカベンジトードの肉を捨てた。
そして目をうるうるしているユウキに笑顔を向けた。


「俺の方はカエルの肉なんかドロップしなかったよ」


「ユウヤお前! 300体以上倒して一個もドロップしないはずないだろ!」


「しませんでした。」


俺は真顔でキリトに答えた。
するとキリトはそ、そうかい……という顔をしてアスナに捨てられ、結晶体となった肉を見てガッカリしていた。


「……ふふっ……」


俺達のやり取りがおかしかったらしく、ユリエールは声を出して笑った。
ユリエールが声を出して笑ったのを見てセイとユイは笑顔になってユリエールを見ていた。


「「おねーちゃんわらったぁ!」」


「え……?」


「おねーちゃんここにきてはじめてわらった!」


セイとユイがユリエールが笑ったと言うとユリエールは驚いた顔をした。
だが、すぐにセイとユイに
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ