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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Thirteen episode 親馬鹿
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「ユイもきっと最強の片手剣士になる筈だ」
……ピク
俺は最強という言葉に反応した。
ユイが最強だとしたらセイは二番手ということか!?
俺の子供であるセイこそが最強の筈だ!!
「ちょっとキリト兄さんやぁ……最強になるのはうちの子ですよ…?」
……ピク
キリトも最強という言葉に反応したらしく、俺の方を向き険しい顔をしていた。
他人から見たら火花が散っているであろうという位、俺とキリトは睨み合っていた。
此処から恐ろしい程のいがみ合いが始まった。
「おっと……確かにユウヤは最強プレイヤーと言われている……その息子が最強になるというのも最強の父親の指導次第によっては確かにセイは最強になるかもな……だがしかし!! 」
キリトは話を区切り、風を斬る様に腕を動かし、指は虹のアーチを描く様に人差し指で俺を指差した。
キリトは負けず嫌いの様だ。
そう、ユウヤとキリトの怒りは例えるならば、参観日で自分の息子や娘が手を挙げているのに当てて貰えなく「どうして俺の息子(娘)を当てないんじゃゴラアアアァアァ!!」という感じだ。
キリトは俺に指差すと目を閉じ、数秒経つと目を開け物凄い圧をかける様に言い放った。
「まだお前は俺と決闘をしたことがないからユウヤ! お前が最強とは限らない!!」
完全に俺の心に火がついた。
心の怒りの火の燃え具合を例えるならば、生徒会選挙で皆で教室で投票する時…
先生「はーい皆ー投票紙を配りまーす!私達のクラスでは優也君が生徒会に立候補しましたので是非丸を付けてくださいねー!」
親友A「優也ー俺はお前に投票するぜー!」
親友B「俺達は心の友だからな!」
俺「あはは、何か照れ臭いな///」
ヒュー…←隙間風。
パサー…←親友A、Bの投票紙が風で舞い、俺の目の前に落ちた。
親友A、B「あ」
俺「全く…お前らはいい友達だy……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
生徒会選挙 投票紙←親友A、Bの投票紙。
生徒会選挙活動最終日の生徒会立候補の決定
私達の学校において生徒会選挙で心を打たれ、この人なら生徒会を任せられると言う人には◯を、駄目だという場合は×を付けなさい。
尚、◯や×以外の記号を付けた場合は投票を無効とします。
加奈子 ◯
海斗◯
晴海×
友美恵◯
優也×←
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺「貴様ラァァァアアアアアァア!!」
親友A、B「ぎゃあああああああああ!!!」
と言ったところだろう。
確かにあの時の選挙活動の時に言ったことは何か物足りないと思ったけどさ…
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