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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Twelve episode 祈り
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ユウキが夜中に部屋から出ていくのを見て追いかけて来ただけだよ」
「そうなんだ…」
「何を祈ってたんだ?」
「ボク達家族がずっと一緒にいられる様に神様にお願いしたんだよ…」
「……なぁ…もしセイが俺達から離れなきゃ行けない状況になったらどうする…?」
俺はずっと思っていた。
セイの事を知ろうとするだけでセイが遠くにいく様な気がして…
俺達が三人一緒にずっとは居られないのではないかと。
「…ボクはそんな事は考えないよ。きっとボク達はずっと一緒にいられる。もしセイが離れるような事になっても、セイとボクの命が危険に晒されてもユウヤがそれを阻止してセイとボクを守ってくれるもん…だからボクはそんな事は考えないし、考えれない。それに神様はそんな酷い事はしてこないって信じてる」
そしてユウキは俺の方を向いて手を組み、目を閉じ、口を開いた。
月明かりに照らされているユウキは何処か悲しそうにしている。
ユウキは一人で誰にも言えない苦しみを背負っているんじゃないだろうか。
一人の少女は月に照らされながらも何処か悲し気にそっと呟いた。
ーーーーーー神様は私達に、耐えることの出来ない苦しみはお与えにならないーーーーーー
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