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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Twelve episode 祈り
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俺達の方を見て言った。
「本当に…貴方達はお人好しなんだから…微力ながらお手伝いしますよユリエールさん」
俺達はただ単に馬鹿なお人好しなのかもしれない。
だけど、困ってる人を助けない糞みたいな野郎よりは馬鹿でお人好しの方が全然良かった。
「大事な人を助けたいって気持ちは俺にも全然分かるしな」
そう言って俺はセイを膝に乗せたままユウキを抱き寄せた。
するとユウキは顔を真っ赤にして何か言っていた。
「むぅ…恥ずかしいよ…」
「おかーさんかおがまっかっかー!」
俺とユウキ、セイのやり取りを見てキリト達は呆れていたが俺は気にしなかった。
その中、ユリエールは俺達に涙を流しながら礼を言っていた。
「本当に……ありがとうございます…」
「ちょっとセイは留守番しててな」
「ユイも大人しく待っててくれな?」
俺とキリトが留守番をしていてくれとセイとユイに言った。
セイとユイは留守番するのが嫌らしく、嫌という顔で俺とキリトに抱きついて来た。
「やだ!ぼくもおとーさんたちについてく!」
「ユイもついてく!」
はぅぅ…!これが愛する我が子のわがままというものか!?
ユウキの猫耳に負けず劣らず可愛いじゃねえかこんちきしょう!!
お持ち帰りじゃ!お持ち帰りじゃあああ!!
俺が悶絶しているとキリトがセイとユイを見て思った事を言っていた。
「これが反抗期か…」
「馬鹿な事言わないの!ユイちゃん、パパとママ達が行く所は危ないから…」
「セイも大人しく待っててね?」
「いや、俺はセイがどうしてもと言うならとーちゃんの勇姿を見せないまでもないg…「ユ・ウ・ヤぁ?」」
俺の最愛のユウキが可愛い笑顔かつ、人を殺しそうな殺気で俺を見てきた。
あ…まただ…目が笑ってない…
「セイ、大人しく待ってなさい」
ごめんよおおおおお!!
とーちゃんはおかーさんに勝てないわああ!!
俺がまた悶絶するとセイが体に抱き付いて来た。
「ぜったいやーだ!」
ああ…もうこれ絶対に言うこと聞かないな…ぜったいやーだ!だな…
キリト達も同じ感じで手こずってるらしかった。
全国のお父さん、お母さん苦労してるなと本気で思った俺がいた。
「俺達が付いてるし、万が一の事があっても転移結晶があるから大丈夫だろ」
「そうだな…いざと言う時はユウヤが盾になってくれる」
「ああ!!…ってふざけんなてめぇ!!」
「もう…しょうがないわね…ユイちゃん、絶対にママ達の前に出て来たら駄目だよ?」
「全く…セイはユウヤに似ちゃったのかなぁ
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