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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Twelve episode 祈り
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ないかもしれないという気持ちが抑えられ無くなり、涙を流しながらアスナの方を見た。
俺にはその目が嘘をついている様には見えなかった。
「無理なお願いだって事は私にも分かってるんです…!……でも…彼が今、どうしているかと思うと……もう…おかしくなりそうで…」
この人はよっぽどシンカーっていう男の人が好きなんだな
少なくとも俺にはこの人が嘘ついている様には見えない
もし俺が大切な人が危険な目にあって自分一人じゃどうにもならない時だとしたら俺は土下座でもなんでもするだろう
この人はちゃんとそれなりの覚悟がある
俺はキリトとアスナを説得しようとした。
「なぁ…良いんじゃないか?助けてや「「大丈夫だよ」」」
俺がキリトとアスナを説得しようとすると突然セイとユイが大丈夫だと言い出した。
何が大丈夫だと言うのだろうか。
今の状況でキッパリと大丈夫と言える根拠は一切ない筈だった。
俺達はセイとユイが喋り出した事に驚き、セイとユイの方を見た。
「おとーさん、おかーさん」
「パパ、ママ」
「「そのひとうそついてないよ」」
セイとユイは少し微笑みながら俺達の方を見てそう言った。
何を根拠に嘘を言ってないと言えるのかが俺達には不思議だった。
まるで人の心を"見ている"かの様な口振りだ。
俺達はセイとユイが言った言葉に驚く事しかできなかった。
「セイ、嘘をついてないって分かるの…?」
「ユイちゃん、そんな事が分かるの…?」
ユウキとアスナが聞くとセイとユイは困った顔をしてユウキとアスナの問いに答えた。
「うん…なんとなくだけど……わかる…」
「うまくいえないけど…そんなきがする…」
セイとユイの目は悪戯で言っているような目では無かった。
至って真剣で、尚且つ皆を信じさせる様な眼差しでユウキとアスナを見た。
もし、聞いてるのが俺達ではなく一般の、赤の他人のプレイヤーだったらセイとユイが言っても信じてもらえないだろう。
冗談と思われこの場が終わってしまっていただろう。
だが、此処にいる皆はセイとユイの言葉と目を見て疑うという選択肢が無くなり、自然と信じるという事しか考えれなくなった。
その言葉を聞いていたキリトは最初は驚いていたが笑みを零してユイの頭に手をポンっと乗せた。
「ははは、疑って後悔するよりは信じて後悔しようぜ」
俺もキリトに釣られて笑みを零し、セイを抱きかかえた。
「キリトの言う通りだよ。信じて後悔した方が後味が悪くないだろ?」
「ボクはユウヤに大賛成だよ!」
俺とユウキがそう言うとアスナは困った様な顔をしたが、キリトが笑顔でアスナを見ると決意したのか
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