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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Twelve episode 祈り
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いた方がすぐに連絡が取れると言うことで俺達とサーシャはフレンド登録を行った。
そして俺達は教会を後にしようとした。



ドン…ドンドン!



突然誰かがやって来たらしく、教会の玄関が騒がしかった。
俺達とサーシャは玄関の方へ向かった。
玄関に行き、教会の扉を開けるとそこにいたのは身長が高い女性プレイヤーだった、
その女性プレイヤーは長いグレーの髪が目立ち、アインクラッド解放軍の制服を着ていた。
先程追い返した軍の連中が報告し、仇を取りにやって来たと言う感じだろう。


「アインクラッド解放軍、ユリエールと申します」


「軍のプレイヤーが此処に来たって事は俺達の事を聞いたんだよな?…さっきの連中の事で抗議しに来たってか?」


俺が軍のユリエールという女性プレイヤーにそう言うとユリエールは一瞬驚いた様な顔をし、慌てながら俺達の方を見た。
抗議しに来たと言うのに慌てる必要があるのだろうか…


「いえ、抗議だなんて…その逆です。良くやってくれたとお礼を言いたい位ですよ!」


「「「「?」」」」


先程の軍の事で抗議をしに来たと思ったらユリエールという女性プレイヤーはその逆でお礼を言いたいと言ってきた。

お礼?俺達は軍の行動にイラついて軍の奴らに攻撃したんだぞ?
なのになんでお礼なんか…


「お礼を言いに此処まで来たって言うのか?」


「はい、それもあるのですが…今日は貴方達に頼みがあって来たんです」






ーーーーー教会 命の間ーーーーー





俺達はユリエールの話を聞くことにし、教会の部屋を借りて皆で話していた。
この部屋はそんなに広く無いが今いる人数で話し合いをするには十分な広さだった。
命の間と言われるこの部屋は神に祈りを捧げる部屋という目的の為に作られたらしい。
だが、勿論ゲームなのでそんな事をするプレイヤーは多分一人もいないだろう。
今は使われて無い部屋なのでこうやって話し合いをする為の部屋にしているとサーシャは言った。

俺達は部屋にはテーブルと椅子があったので俺達はそれぞれの椅子に座った。
早速、俺は本題を切り出した。


「んで、頼みってのはなんだ?」


俺がユリエールに要件を聞くとユリエールは一旦目を閉じ、一息ついて目を開けるとこの場にいる皆に要件を伝えた。


「元々私達…いえ、アインクラッド解放軍リーダーのシンカーはこの様な独善的な組織を作ろうとしていた訳では無かったんです。ただ情報や食料をなるべく多くのプレイヤーで均等分かち合おうとしただけで…」


「だけど軍は大きくなり過ぎた…ってことか」


キリトが呟くとユリエールは無言で頷いた。
元々軍は解放軍と言
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