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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Twelve episode 祈り
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表示の仕方は私達とは変わらないですね…攻撃や防御などのステータスもちゃんとありますし、特にステータスに変わった所はありませんね…」


サーシャが俺達にステータスを一応確認する様に言って来たので俺達は表示されているステータスを確認したがサーシャの言った通り特に変わった様子は無く、俺達とステータスの表示が全く同じだった。


「変わった所は無いな…ステータスが変わった以外にもこの子達の知り合いがいるんじゃ無いかと此処に来たんですが…子供を探している大人とかに心当たりはあったりしますか?」


俺がサーシャに確認するとサーシャは少し考え、口を開いた。


「多分…この街にはいないと思います。此処にいる子供達はデスゲームに変わったと言われた時にこの始まりの街に残っていて…子供達は心に深い傷を負っていました…私は子供達を放って置けなく、子供達と一緒に家族や知り合いの人達がいないか探したんですが…親と一緒にゲームをプレイしていた子供達は数名しかいなく、一人でプレイしていた子供達はこうやって私が教会で保護しているんです。一応、毎日困っている子供がいないか街を見て回っているんですが…セイ君やユイちゃんの様な子は見たことがないありません…」


やっぱりセイとユイは一人でデスゲームを生き抜いて来たのか…
そう思うと本当にソードアート・オンラインにイラついてくるな
ゲームマスターは…茅場は俺達をなんだと思っていやがるんだ…!

俺はそう思いながらサーシャに礼を言った。


「有力…とは流石に言えませんが情報有り難うございます。サーシャさんの様な方がいるだけで沢山の子供達がこうやって笑顔でデスゲームを生きて行けるんですね…」


「いえ…私は結局、この子達を無事に親御さんの所へ返せていませんし…」


「もっと誇っても良い事だと思うよ。その優しさが皆を、子供達を笑顔に出来てるんだから。ボクも当たり前の優しさをユウヤに貰って毎日笑顔でいられるんだからね!だからサーシャさんはもっとその優しさを誇っていいと思うよ!」


毎回毎回ユウキはサラッと小っ恥ずかしい事を言うな…
全く、可愛い奴だな…

俺はそう思いながらユウキの頭に手を乗せた。
その後もセイとユイについて色々な情報が無いかサーシャに聞いたが何も分からないと言った。
だが何か分かったら俺達に連絡をすると約束してくれた。


「じゃあ俺達はこの位でもう帰りますね」


「はい、セイ君やユイちゃんについて何か分かったらすぐに連絡しますね」


「取り敢えずサーシャさんともフレンド登録しといた方がいいかもな」


「そうだね、そっちの方がすぐに連絡取れていいかもしれないね」


「ボクは大賛成だよー!」


フレンド登録しと
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