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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Ten episode 家族
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なるって言うか…」


猫耳のユウキは確実に俺を殺しに掛かってくる程の殺人力があるからな
それにユウキは俺がいないと駄目だし。
だから俺が守ってやんないといけないからな。


「取り敢えず…なんて言うか…俺はあいつがいないと生きていけない。そんくらい可愛らしい子だよ」


「全く…独身男の前で惚気やがって!こんにゃろ!」


「へぇ…ユウヤがそんなに夢中になる娘か、見てみたいもんだな」


「今度連れて来てやるよ。だが口説いたりしたら一発で昇天するくらいの聖剣突きかますからな」


俺はそういいながら右手を光らせながらクリフの目の前に右手を出した。
するとクリフは汗だくになりながら、しませんと言ったので俺は右手をしまった。
その後も俺とクライン、クリフ達とは馬鹿をやりながら過ごしていた。


「お前、その内ユウキさんとの間に子供とか出来んじゃねぇのかー?」


「お前は馬鹿か、ゲーム内で子供なんて出来るわけ無いだろー?」


「はっはっはっは!そらそうだな!」


酒場での楽しい時間が過ぎ、俺とクラインは店で解散し、俺はユウキの待っている自宅へと足を運んだ。

ユウキとの子供か…
子供が出来たら俺とユウキは更に幸せになるだろうな…
いやいやいや!結婚はしちまってるけど俺達はまだ子供だ!そんな行為は出来たとしても絶対に駄目だ!

俺は脳内で論議をしながら自宅の扉の前へと着いた。
そして幸せへの扉を開けた。

子供なんて出来る訳ないよな!
うん。出来る訳がない!

俺はそう思っていた。





ーーーーーーおとーさんだ!





突然声がしたと思ったら年齢が6歳くらいの男の子が俺に抱きついてきた。

お家間違えたか…
今まで間違えた事ないのになー…


「お帰りユウヤ!」


俺が家から出ようとするとユウキがお出迎えしてくれた。

あ、間違ってなかったっす。
自宅っす。


「おう!ユウキただいま!」


さーて、いつも通りの幸せな日々だな。
この子の名前は…セイか…
よーし仲良く三人でご飯食べないとな!

…………



「そうじゃないだろうがああああああ!!」


「おとーさん…?」


「どうしたのユウヤ?」


え?ユウキさん、お前にはこの状況が当たり前なの?
しかもこの子、俺の事お父さんって言ってるよ!?
こんな可愛らしい男の子知らないよ!?


「ユウキ、この子は誰だ?」


「ボクとユウヤの…子共だよ…?」



ーーーークライン、子供出来てたわ。



「冗談だよ。本当はそうだったらいいなって思うけど…この子、浜辺で倒れてたんだ
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