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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Nine episode 幸せの形
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ゃぁ…」
ユウキは顔を真っ赤にしながら俺の腕の中にすっぽりと収まってしまった。
俺はユウキが可愛い過ぎて手放す事が出来なかった。
マジで可愛いぞおい!?なんだこいつ猫耳かこら!!あ…猫耳でした。
取り敢えず手放したくねぇ!こう言うのを俺の嫁っていうのか!?あ…もう夫婦でした。
しかも家庭的!最高の嫁だろ!!猫耳最高!!
叔父に結婚したって連絡しないと!!あ…現実に戻れないんだった。
「ユウキ可愛い…」
「むにゅぅ……ユウヤそろそろお昼ご飯の時間だよ…」
誰だァァァアアアア!!!俺とユウキの邪魔をするやつはアアア!!あ…お昼ご飯ですか…
幸せな時間ともお別れか…じゃあな…猫耳…
俺はそう思いながら涙を拭うフリをした。
いや、多分本当に涙出てた。うん。
「あぁ…ユウキ…今日の飯は何にするんだ…」
「えと…んと……こういう時に言えばいいんだよね…今日のご飯はおにぎりにする?サンドイッチに……する?それとも……ボ……ボボ……ボクにする……?」
ユウキは顔を真っ赤にしながら上目遣いで俺を見てきた。
ユウキは確実に俺を殺しにかかったようだ。
ユウキィィイイ!!やめろおおお!!!俺の鉄壁の壁が砕けるぞ!?
クソ!だが俺はこの程度じゃ鉄壁にヒビしか入らぬわ!!
だがユウキは壁を確実に壊しにかかった。
「むぅ……無視するなら……こうだ!」
ユウキは俺の耳に顔を近づけてきた。
そして…
はむはむ…はむ…はむはむはむ…
甘噛みしてきた。
その姿は他人からみたらハチミツより甘い光景だろう。
だがユウヤにはそんな事を考える余裕がなかった。
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!
それはあかんって!!俺の鉄壁の壁が発泡スチロールの壁に変換されている!!
俺は脳内を回転させ、この場を乗り切る為の策を練ることにした。
俺の耐久値は残り約3分で消滅するだろう。
その前になんとかしないと…!
取り敢えず選択肢を…!
周りには何がある…!?
俺は周りを見渡すとユウキの作ったおにぎりが目に留まった。
そして選択肢にユウキのおにぎりが増えた。
ユウキのおにぎり
俺は更に目で周りを見渡した。
すると次はモップの様な物に目が留まった。
俺の中にモップの様な物が追加された。
ユウキのおにぎり
モップの様な物
そろそろ時間切れになりそうだ…!早く見つけないと…!
俺はもう一度、周りを目で見渡した。
俺の目に留まったのは猫耳とユウキだった。
俺の選択肢に残ったのは…
ユウキのおにぎり
モップの様な物
猫耳
ユウキ
さて、脳
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