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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Eight episode 命の光
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「「「「ユウヤ!!」」」」


俺はまだ負けれない。こんな所では負けられない。
目の前の悪魔を倒してユウキの笑顔を見るまでは


キュィィィィイイイイイイイン!!!!!!


「お見舞いしてやるよ…蒼い悪魔!!」


ユウヤは神聖槍を投げる体制に入ると槍は神々しく光だした。
ユウヤはソードスキル《ラスト・アポカリプス》を発動した。
このスキルは威力は強大だが威力と引き換えにある物を要求した。


「おいキリト…ユウヤのHPバー減ってないか…?それに槍を持ってる腕だけ斬りつけられたような赤いエフェクトが入っているぞ…」


クラインがそう言うと皆はユウヤのHPバーと槍を持っている腕を見た。
見て見ると確かにユウヤのHPは物凄い勢いで減っていた。ユウヤの腕に出来ている赤いエフェクトはソードスキル《ラスト・アポカリプス》の代償であるHPを吸い取っている証であった。
《ラスト・アポカリプス》は自分のHPを削り、神聖槍に送る事で神聖槍の威力とスピードを上げる事が出来る。
この光は俺自身の命の光だった。


「ユウヤ!そんなことしたらユウヤが死んじゃうよ!!」


「大丈夫だよユウキ……」


俺はそう言ってユウヤに笑顔を向けた。
俺はユウキを守らなければいけない、だからこんな所で死ぬわけにはいかなかった。
そしてグリムアイズは俺のソードスキルを食い止めようと全力で向かってきた。
俺のHPは結晶体になる寸前、残り1だけ残った。


「グアアアアアア!!!」


「消えろおおおおおおおお!!!」


ユウヤが光輝く槍をグリムアイズに投げた。
神聖槍は光輝きながら蒼い悪魔へと向かっていった。
その光景を見たアインクラッド解放軍の一人が口を開いた。




ーーーー光の…勇者……




俺の命の光を注いだ槍は光り輝きながらグリムアイズの心臓部分に命中した。
グリムアイズに神聖槍が命中するとグリムアイズは足を止め、叫びながらHPが減っていった。
そしてグリムアイズは結晶体となり消滅した。





ーーーーーどうだこの野郎……俺の命の光は強いだろ…





そして俺はグリムアイズが消滅するのを確認すると目を閉じた。










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