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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Eight episode 命の光
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渦の様な物を作った。
口をプレイヤー達に向けると口の中で作った渦を圧縮し、蒼いブレスをプレイヤー達に放った。


「グゥゥウアアアアアアア!!!」


ドゴオオオオオオン!!!


「「「「「「うわあああああああ!!!」」」」」」


物凄い爆発音が響くと軍の奴らは全員吹き飛んでいった。
ブレス攻撃を盾で防いでもダメージがかなり通ってしまっていたのか、軍のプレイヤー達のHPは半分を切っていた。
軍が吹っ飛び怯んでいる中でもグリムアイズは休む隙を与えず、自身と同じ位の大きさの特大剣を振り上げた。


グゥオオオオオオン!!!!


グリムアイズの特大剣がオレンジ色に輝き、特大剣は軍にいる方向へと襲っていった。
特大剣を振り下ろした衝撃で周りが見えなくなるほどの土埃が視界を塞いだ。
更に特大剣はプレイヤー達には当たらなかったがプレイヤー達の近くに振り下ろされた為、軍のプレイヤー達は剣圧で吹き飛んでいった。
この時にはもう大体のプレイヤーがHPが黄色のゾーンに突入していただろう。


「「「「ぐわああああっっ!!!」」」」


「……クソ!!………!避けろコーバッツ!!!」


「グゥガアアアアアアアアアアア!!!!」


そしてグリムアイズは特大剣を振り下ろすと、すぐに近くにいたコーバッツに特大剣を下から振り上げた。
俺が叫んだ時にはもう遅かった。 グリムアイズの振り上げ攻撃がコーバッツに直撃してしまいコーバッツは上空へと放り出された。
コーバッツは俺とキリトの前に落ちてきた。
俺はすぐにコーバッツの元に駆けつけた。


「しっかりしやがれ!あんたパーティのリーダーだろ!!」


俺がコーバッツに向かって叫ぶとコーバッツの被っていた兜が真っ二つに割れ、コーバッツが涙目になりながら見てきた。


「うぁ……」


コーバッツのHPを見るともう0になっていた。
既に手遅れだったのだ。蘇生アイテムがあるなら未だしも俺は蘇生アイテムが無いからコーバッツが消滅していくのを黙って見ていなければならない。
そしてコーバッツは涙目になりながら言った。




ーーーーーーあり得ない…



パリィィイイン!!



コーバッツがそう言うと俺の目の前で結晶体となり消滅した。


「そ…そんな…」


「人がこんなにも簡単に…死ぬなんて…」


アスナとユウキはコーバッツが消滅するのと軍のプレイヤー達が傷付けられていくのを見て手が震えていた。
グリムアイズは攻撃をやめなかった。
剣を再び振り上げると一人のプレイヤーに狙いを定めた。


「ひ……うあ……死にたくない…!…死にたくないぃぃいいいい!!!」


「グルルルル
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