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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seven episode 似た者同士
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「や、やあアスナ……おはよう!」
「くっ……!!」
ギロ
「ひっ……!?」
アスナに睨まれるとキリトは情けない声を出して怯えた。
しばらくするとまた転移門が光りだした。
アスナは転移門が光るのを確認するとキリトの後ろに回った。
「アスナ……?大丈夫?」
「……大丈夫だよ……ユウキ……」
ゲートが出現すると中から一人の男が出て来た。
その男は昨日、アスナの護衛をしていた男だった。
男は周りを見渡し、アスナを見つけるとこちらに近づいてきた。
「アスナ様……勝手な事をされると困ります。ギルド本部まで戻りましょう」
「いやよ!大体あんたはなんで朝から私の家の前に張り込んでいるのよ!」
「「「!?」」」
ストーカーだ!あいつストーカーだよ!お巡りさん!確信犯です!!
「ふっ……こんな事もあろうかと一ヶ月前からずっとセルムブルクでアスナ様の監視の任務に就いておりました」
「気持ち悪……」
「それ……団長の命令じゃないでしょ!」
「私の任務はアスナ様の護衛です。それには当然、ご自宅の監視も「「「ふくまれねーよ!(ないよ!)」」」」
仕事はちゃんとしているっぽいけど……やり過ぎているな
やってる事が完全にストーカーだぞ
「全く……聞き分けのないことを仰らないでください……さぁ本部に戻りましょう!」
男はそう言うとアスナの手を引っ張って転移門に行こうとした。
「うっ……!」
ーーーキリト!
ーーー分かってる!!
キリトは男の腕を掴んでアスナを引き離した。
男は驚いた様な顔をし、キリトを睨んだ。
全く……嫌がってる女の子を無理矢理連れていこうとするとか……どこのストーカーだよ
「悪いな。お前さんとこの副団長は今日は俺の貸切なんだ」
キリトは男に向かって力強く言い放った。
男はキリトの腕を振り払い、キリトを睨みつけた。
ナイスだキリト!
「アスナの身の安全は俺達が保証するよ。別に今日はボス戦に挑もうというわけじゃない。本部にはアンタ一人で行ってくれ」
キリトがそう言うと男は言いたい放題言われてプライドに傷がついたのか、キリトに向かって叫び出した。
「っ!ふざけるな!!貴様の様な雑魚プレイヤーにアスナ様の護衛が務まるか!!私は栄光ある血盟騎士団の……!」
「アンタよりはまともに務まるよ」
最後の一言が効いたのか、
男は右手でウィンドウを開き、キリトに一つのウィンドウを出した。
あれは…決闘ウィンドウか…?
そして怒りが混じった声で男はキリトに言い放った。
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