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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seven episode 似た者同士
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ーカームデット転移門前ーーーー
俺とユウキは今、最前線の第74層にいた。
今日はボス攻略がもう少しで始まるとアスナに聞いたのでボス部屋までのマッピングをしに来たのだ。
他のプレイヤー達も同じ目的なのか、結構人がいた。
「さーて行くかユウキ」
「……ねぇユウヤ。あそこにいるのキリトじゃないかな?」
ユウキがそう言って指を指したので俺は指を指した方向を見た。
そこにはキリトがいた。
キリトは誰かを待っているのか、待ちくたびれたという感じで欠伸をしていた。
「おっす。誰かと待ち合わせか?とうとうソロをやめたのか?」
「ユウヤか……ああ、S級の《ラグー・ラビット》をアスナに食べさせて貰ったあとパーティを組めって言われてな……」
「まぁ……ソロでいるよりパーティを組んで戦った方がこのゲームの生存率が高まるからな」
キリトは溜息をつきながら俺と話を続けた。
「はぁ……ユウヤの言う通りだよ。それでここでアスナを待っているんだが……」
「こないのか」
「あぁ……」
キリトは結構前からここに居て、アスナを待って一時間は経つそうだ。
俺とキリトが話しているとキリトの後ろの転移門が突然ゲートが出現した。
ーーーー避けてぇぇぇぇ!!
叫び声が聞こえるとゲートの中からアスナが出て来た。
アスナは勢いでキリトに突っ込んでいった。
「うわああああ!」
キリトが叫ぶとアスナと一緒に地面に倒れていた。
キリトは自分の手に何か違和感があったのか手の開閉をした。キリトにとってシリカのパンツに続いて二回目のラッキースケベだった。
「イテテ……う……ん……?何だ……コレ?」
むにゅ……むにゅ……
キリトは手の開閉を続けた。
むにゅむにゅ……
「いやあああああ!」
突然アスナが大声で叫ぶとキリトに強烈なビンタをかました。
ビターン!!!
「うわあああ!?」
ドサ……!ドサドサ!ドゴーン!!!
アスナのビンタを食らうと筋力補正でキリトが派手に吹っ飛び、近くにあった像にぶつかって勢いは止まった。
キリトは土埃を出しながら吹き飛び、銅像にぶつかってしまった為、キリトに頭痛の様なものが襲った。
「痛ってぇ……」
キリトが頭をさすりながらアスナの方を見るとアスナが胸を押さえながらキリトを睨んでいた。
キリト……お前の命は今日で終わりだよ……
「……っ!」
アスナが涙目で胸を押さえているのを見てキリトは自分が何を触っていたのか気づき、その感触を思い出す様に手を開閉していた。
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