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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seven episode 似た者同士
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ないがレア度の高い食材などを持っているプレイヤーの為に導入されているらしい。


「そいじゃ!今日は何を作ってくれるのかな?」


俺がユウキに聞くと人差し指を口の前に起きながら考えた。
すると、何か閃いたのか調理に取り掛かった。


「今日のご飯はシチューです!」


「おおおおおお!!」


ユウキは野菜や肉などの食材を出すと、包丁で一つ一つ触れていった。
このソードアート・オンラインでは料理が簡略化されすぎていて触れるだけで野菜が千切りにされたりするのだ。


「現実と違って料理が簡略化されすぎてつまんないよな……」


「そうだね…本当はもっと手順があるんだろうし……」


ユウキはそう言いながら切った野菜や肉を鍋に入れていった。
この世界では鍋に食材をぶち込めばできますよというくらい料理が簡略化されている。
この簡略化は女の子からは批判されているらしい。

鍋にブチ込んでオーブンに突っ込むとシチュー出来るって…


「流石にユウキも現実と同じ様に料理したいよな」








俺がそう言うと空気が重くなった気がした。

ーーーなんだ……?

ユウキはオーブンに鍋を入れてタイマーをかけようとしたら突然手を止めた。
そしてユウキが何か言った気がした。







ーーーーーーボク、現実で料理もしたことないし……できないんだ。







ユウキが何かボソボソっと呟いた。
俺はユウキが何て言ったのか聞こえなかった。


「え?なんだって……?」


俺はユウキに聞いた。
するとユウキは笑顔で俺に言った。


「ううん、オーブンにお鍋を入れるだけで料理が出来るなんてつまんないなーって思ったんだよ!」


何だ……そんな事か。一瞬空気が重くなった気がしたが気のせいだったか


「あとは25分待ったらシチューの出来上がりだよ!」


ユウキがそう言い、俺とユウキはシチューが出来上がるまで待っていた。







25分後〜





グツグツグツ……



「はい、ユウヤ!S級の食材で作ったシチューだよ!」


ユウキは俺の目の前に物凄くいい香りがし、美味しそうなシチューを置いた。


「一応、S級の食材を食べるのは二回目なんだよな……」


俺自身は食べた事をすっかり忘れていたがS級を食べるのはユウキ曰く、二回目らしい。
俺はこのシチューの味は一生忘れまいと思いながらスプーンでS級のシチューをすくい、口に運んだ。
そして俺はシチューを味わった。


ーーー美味い……美味すぎる!!


「うめえええええええええええ!!」
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