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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seven episode 似た者同士
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のに時間がかかった。
俺がユウキを落ち着かせるとキリトはトレードアイコンを押し、エギルにさっきのアイテムを出した。


「エギル、こいつ買い取ってくれるか?」


キリトがエギルにS級のレアアイテムを見せるとエギルは目を丸くして驚いていた。


「おいおい……S級のレアアイテムじゃねぇか!俺も現物を見たのは初めてだ……別に買い取ってやってもいいが……おいキリト、お前金には困って無いんだろ?自分で食おうとは思わないのか?」


「俺も食べようと思ったさ……でもS級の食材を扱える程料理スキルが高い奴なんて……」


「俺達が焼いても焦がしちまうだけだしな……」


「ユウヤはこいつを調理できたりするか?」


「ゴミになるぞ」


「「だよな……」」


俺がそう言うとキリトとエギルは肩を落として落ち込んだ。
落ち込むのも無理ない。《ラグー・ラビット》は滅多にお目にかかれない程レアでこの食材をちゃんと調理できたら最高の料理になるのだ。


「俺はいつもユウキが料理してくれるからいつも美味い料理が食べれるんだが…これそんなに美味いのか?」


「ユウヤ……ボク、前にこれで料理作ってあげたよ?」


「「なんだって!?」」


キリトとエギルは声を揃えて大声で叫んだ。
実はユウキの料理スキルはコンプリートしていてS級の調理がし辛い食材でも調理出来るのだ。
普通の料理でもプロ並みの味になってしまう為、俺はS級の食材を食べた事を覚えていなかった。


ポンポン


「キリト君に皆、何でここに集まってるの?」


一人の少女がキリトの肩を突ついてキリトを呼んだ。
キリトはその声の主が誰かと分かり、すぐに振り返って少女の手を取った。


「シェフ捕獲!」


その少女はアスナだった。
アスナの後ろには護衛がついており、ギルドの仕事が終わってここに来たのだろうと思った。


「何よ……」


「……」


キリトがアスナの手を握っていると護衛の男がキリトを睨んだ。
キリトは男の視線に気付いたのかすぐに手を離した


「め……珍しいなアスナ!こんなゴミ溜めに顔を出すなんてよ」


「ゴミ溜め!?」


キリトがそう言うとエギルは顔をしかめた。

内装は意外に綺麗なのにな…


「エギルさんの店は綺麗だよ!」


「ありがとな……ユウキちゃん……」


エギルはユウキの励ましで泣きそうになっていた。

エギル……アンタは頑張ってるさ……

アスナはキリトの言葉を聞いて口を開いた。


「もうすぐ次のボス攻略だから。それに昨日ご飯食べさせてあげたらすぐに食べて暗い中ダンジョンに潜り込んでいっ
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