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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Seven episode 似た者同士
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負ける筈が……!」


クラディールは必死に自分の敗北を認めまいとアスナに言い訳をした。
アスナは呆れた様にそして真剣な眼差しでクラディールに言った。


「クラディール。血盟騎士団副団長として命じます本日をもって護衛役を解任。別命があるまで本部で待機する様に以上」


「なんだと……?」


「アスナ、めっちゃ副団長っぽいな」


「ユウヤ…アスナは副団長だよ!」


「あ、そうだった」


クラディールはキリトを睨んだ。
余程キリトが気に入らなかったのだろう。
クラディールはそのまま転移門まで移動した。


「転移……グランザム……!」


クラディールはそのままゲートの光りの中に包まれ、グランザムに転移していった。


「フゥ…キリトにアスナ、お疲れ様」


「最後のアスナ、かっこよかったよ!」


「ありがとうねユウキ」


「いい武器破壊だったぞキリト。俺の教えた技が活かされたな!」


「ああ、助かったよユウヤ」


皆で話してる中、俺は一つの考えが浮かんだ。


「キリトとアスナはこれから迷宮区に行くのか?


俺が二人に聞くと二人は頷いた。

なら決まりだな。


「俺達も迷宮区に入るから一緒にパーティを組まないのか?」


「いいね!それ!」


「確かに人数が多い方が迷宮区攻略も楽になるしな…」


「私は別に構わないよキリト君」


俺は二人に承諾を貰い、一緒にパーティを組むことになった。
そして俺達は第74層の迷宮区へと向かった。
歩いていると突然アスナがキリトに話しかけた。


「そういえばキリト君。私の胸触ったよね?」


「え…あぁ…あれぇ?そうだっけ…?」


「とぼけるんじゃ……」


アスナは一旦間を置くと細剣に手をかけた。
凄い形相でキリトを睨むと剣を抜いた。
そのまま凄まじい勢いでキリトに向かっていった。


「ーーーないわよーーーー!!!!」


「ごめんなさーーーーい!!!!」


キリトは全力で迷宮区の方へ逃げて行ったが、アスナはキリトを全力で追いかけていった。

あいつらも馬鹿やってんなー…


「ねぇ…ユウヤ…」


……嫌な予感がする……な……

俺はそう思いながらユウキの方を見た。
ユウキは顔を真っ赤にして、自分の胸を見ていた。


「ユ…ユウ…ユウヤは大きい方がいいの…?」


「ユウキィイイイイイ!!落ち着いてくれぇぇえええ!!!」


そう言って俺はユウキを落ち着かせた。








ーーーーー俺達は形は違うが似ているような気がした……




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