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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Six episode 俺から君へ
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言い放った。
そしてユウキを強く抱き締めた。
「うぇ……ふぇぇ……ユウヤぁ……」
俺は絶対にこの子を離さない、離してたまるものか!!
「ユウヤぁ……大好きだよ……!」
「二度と俺から離れようとするんじゃねえぞ……」
そう言うとユウキはユウヤの腕の中でコクンと頷いた。
「なぁユウキ、この先の噴水広場から見える大樹に行かないか?あそこから見る星空が綺麗なんだ」
「うん……」
俺達は手を繋ぎながら大樹へ向かった。
ーーーー大樹ーーーー
「綺麗……」
ユウキが夜空を見ると無数の星がそこにあった。月はまるで自分を主張するかの様に星達の真ん中で光輝いていた。
ユウキは星空の綺麗さに声を出して驚いていた。
いつ見ても綺麗だな……
これでも仮想世界なのにな
ユウキは星を見ていた。
俺はユウキに近付き、優しく抱き締めた。
ーーーーボク、夢見てるのかな。
ーーーーもし夢の中でも俺はお前を離さねえし、お前を好きでいる。
ーーーーボクが嫌な事をしちゃっても?
ーーーーそしたらそのユウキも好きになればいいだろ。
ーーーーうん……そうだね……
ユウキはまたユウヤの腕の中で泣き出しそうになっていた。
ユウヤは心配ないすんな、という気持ちでユウキを力強く抱き締めた。
ーーーーユウキ、大好きだ。これまでも。これからも。
ーーーーボクもユウヤが大好きだよ。これまでも。これからも。
二人は星空の下で愛を誓った。
二人を一生離れないように。
これが二人がお互いに贈る。
ーーーーー俺から君へ
ーーーーーボクから君へ
二人が贈った想いだった。
ーーーーーーーー大好きな人に贈る、愛の言葉
そして二つの影は一つとなった。
月と星達は二人の少年と少女を照らし、祝福していた。
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