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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Three episode 正義感
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第1層を攻略してから1年くらい経っていた。
第1層をクリアしたおかげなのか町のみんなに生気が戻り、攻略した3日後に2層もクリアされた。
現在、俺とユウキは最前線のミル・ローゼという街にいた。
因みに、俺のレベルは82でゲーム内トップだ。ユウキのレベルは74で頼れる相棒だ。
「金も溜まってきたぽいし、そろそろ家欲しいよな〜!俺達の攻略部屋みたいな感じで!」
「うん!かっこいいかも!」
俺とユウキは最前線で戦っているからか、コルを大量に持っている。
だからそろそろ宿屋とかじゃなくて家欲しいなーとか思っちゃうんだよ
「ねぇ!見て見て!ユウヤ!あのバクダン飴っておいしいのかな?」
ユウキが指差すとそこには爆弾の様なものが刺さった飴、バクダン飴があった。
あれ間違いなく爆弾じゃね?棒に爆弾刺さってるだけじゃね?つーか俺には武器にしか見えねーぞ
「あー…多分マズイぞあれ、色々な意味で」
「そうかなー…」
あんなもんユウキに食わせたらユウキがこの世界から消えるかもしれない…
そんなことを思っていると目に1人の男が映った。
黒のコートに盾無しの片手剣の男だった。
俺の本能はこいつに話しかけたら運命的な出会いをすると思い俺はそいつに声をかけた。
「ユウヤ…?…それにユウキも…?」
「キリトじゃねぇか!なんでこんなとこにいるんだ!」
そいつは1層以来会ってなかったキリトだった。
運命的な出会いだった。
でも…なんでこいつが…?
「何でお前が最前線にいるんだ?」
「俺は今ソロで攻略組に入っているんだ。お前らもなんで?」
「俺達も攻略組だけど…」
俺とユウキもレベルが高いので攻略組に入っていた。
だが今までずっと一緒に戦っていたキリトに気づかないのも無理ない。
攻略組にはギルド最強の血盟騎士団、ギルド青龍連合、アインクラッド解放軍、風林火山、パーティで来る者やソロもたくさんいた。
だがアインクラッド解放軍は25層攻略以来、最前線には出て来てはいなかった。
「ずっと一緒に戦ってたなんて気づかなかったよ!」
「俺もだよユウヤ」
一つ、ここで疑問があった。
何でキリトがソロでいるのかという事だ。
俺はユウキがいるから想定外の事でも多少はその場を切り抜けられる。
だがソロだと想定外の事に対応できず、ダメージを負ってしまいこの世界で消滅する可能性が高くなってしまう。
βテスターのキリトがその程度の事が分からない筈がない…
「キリト、お前なんでソロなんだ?ソロだと想定外の事に対応できないでやられてしまうぞ?元βテスターのお前が分からない筈がないだろ」
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