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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Three episode 正義感
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「…」


キリトは暗い表情になり俯いてしまった。

何かあったらしいな…


「…話したくないなら言わなくてもいいが、もし辛くなったらいつでも言いにこいよ?」


「ありがとな…」


俺達はそのまま次の攻略の為に転移門の近くにきていた。
何故か周りが騒がしく、1人の男が泣きながら一人一人のプレイヤーに何かを言っていた。


「誰か!誰か!仲間の…仲間の仇をうってくれ…!」


仇…?誰かが殺されたのか…?プレイヤーに…?
許せねぇ…!


「ユウヤ…ちょっといいか?」


「俺もお前と同じ気持ちだぞ」


キリトも許せなかったのか険しい顔で拳に力を入れていた。


「ちょっとユウキ…あの男の所にいってくる。」


「ボクも一緒についていくよ!」


俺達は泣き叫んでる男の目の前に来た。

本気で悲しんでいる…ゲーム如きでなんで…こんな悲しむ人がでないと駄目なんだ…


「一体どうしたんだ?」


「俺は…シルバーフラグスというギルドのリーダーだ…この前ロザリアとかいう女が試しにギルドに入りたいと言って…俺達は心良く受け入れた…クエストをしていたらロザリアがトレジャーボックスを見つけたと言って俺達はロザリアについて行ったんだ…そしたら…そしたら!大人数のオレンジ色のアイコンのプレイヤーが襲って来たんだ…!俺は運良く逃げ切れたんだが…仲間達は…皆…殺された…あの女が…!皆を殺したんだ…!俺が…もう少し強かったら皆を守れたんだ…!」


シルバーフラグスというギルドのリーダーはそう言って泣き崩れてしまった。


「……………………」


「アンタら…仇取ってくれ…!あいつらを殺すんじゃなく…監獄エリアに送り込んでやってくれ!…頼む…」


シルバーフラグスのリーダーは殺すのではなく監獄エリアに送ってくれと言った。
この男なりの優しさなのだろう。


「わかった。その依頼引き受けるよ」


そう言うと男は俺に回廊結晶《黒鉄宮監獄エリア》を渡して来た。


「ありがとう…本当にありがとう…!あいつらはまだ35層にいる筈だ…ギルドの名前はタイタンズハンド…宜しく頼む…」


男はそう言うとホームタウンへと帰っていった。

さてと…


「俺は取りあえず35層のルーズセイフに行くが…くるか?」


「ボクはユウヤについて行くよ!」


「勿論、俺もそのつもりだ」


2人の了承を得ると俺達は転移門の前に立った。


「「「転移!ルーズセイフ!」」」


そう言うと俺達は第35層のルーズセイフという街についた。
俺達はそこで情報収集をすることにした。


数時間後…


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