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ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
Two episode 第一層攻略
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「とあるクエストの報酬だけど、やり方とコツ教えるよ?」


「いい…私はこんなものを食べる為にここへきたわけじゃないもの。私が私であるために、このゲームに負けたくないからここにいるんだもの…」


「そうか…」


俺達はパンを食べ終えると解散した。
もう時刻は8:03になっていた
俺達は宿屋に向かい…実はここで問題があったのだ。
このトールバーナーは人が多過ぎて宿屋が結構混んでいて俺とユウキは一つの部屋しか借りてないのだ。
俺達は部屋のドアを開け中に入った。
更に問題が発生した。ベッドがなんと一つだけだった!


「まずはこの事態を攻略しないとな…」


「ボクは別に構わないけど?」


「お前はアホか男女が屋根の下、しかも密室の中に2人だぞ」


「だってユウヤ何もしないでしょ?」


「…じゃあお前がベッドに寝ろ。俺は床で寝るから」


「むぅ…ユウヤが寒くて風邪引いちゃうよ!」


「いや、ゲーム内じゃ風邪とかいう状態異常ないから」


「じゃあ、凍結しちゃう!」


「お部屋凍っちゃってる!!」


「むぅ……あ!」


ユウキは考えると考えが浮かんだのかこちらを見るが顔を真っ赤にしていた。

ユウキも床で寝るとか言い出すのか…?


「一緒に…ベ…ベッドで…寝よ…?」


あぁ…叔父…お前とは種類が違うがアホな子が居たよ…


「アホかお前は、それは駄目だ。却下。」


「じゃあ!ユウヤが床で寝るならボクも床で寝る!」


女の子を床で寝かせるのもな…しょうがないか…


「わかった、床では寝ないよ。ベッドで寝るから」


「…」


え?お前が言ったのに何で黙っちゃうの?
何か俺がミスをしたのか!?


「う、うん…わかった…」


取りあえず了承は頂いたな
何でずっと立ったままなんだ?


「よいしょっと、やっぱベッドが1番だな!ユウキ?そろそろ寝るぞ?」


ユウキは無言でベッドに横になった。
部屋の電気を消し、俺達は目を閉じた。



ーーーだが…夜中になってから更なる事態が生まれた。


「むにゃ…ユウヤ…」


そう…ユウキが抱きついていて離れてくれません。
俺はこの状態から抜け出す為に脳内をフルに回転させた。



頬突つく
起こす
抱きつきを解く
理性の強化をする



…選択肢はこの位か…頬突けば起きそうだな…起こしても可哀想だし…抱きつき解いたら多分起きる…
クソ!ここは…




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