暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ーEverlasting oathー
アインクラッド ー光と影の勇者ー
One episode 出逢い、そしてデスゲーム
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意した。アイテムストレージを確認してくれたまえ」


そう言われ、アイテムストレージを確認すると


「「手鏡?」」


ーーー手鏡を見た瞬間


「うわああああああ!!」


体が光に包まれたエフェクトがかかったと思ったら何にも体に異常はなかった。
と思っていた。


「君…ユウヤだよね?」


ん?目の前にすんげー可愛い女の子いんだけど?
幻覚ですか?お兄さんは頭が混乱しすぎて幻覚をみているのかな?
いや!間違いない!目の前に美少女がいる!


「お前…まさかユウキ!?」


何が起きてんだ!?そう思い顔や頭を触ってると髪の長さがデフォルトのアバターの短髪ではなく
若干伸びていたし髪型も変わっていた。


「まさか、現実の姿に…?」


そう呟いているとユウキがオドオドしながら周囲を見渡している。
なんだ…こいつ…可愛いな…


「可愛いな…」


ユウキに向かってそう呟くと俺の方を見て


「可愛くなんてないもん…」


そう言い赤面になって下を向いてしまった。
いかんいかん…こんな状況で俺は何を言ってんだ…


「それでは…チュートリアルを終了する…諸君らの健闘を祈る…」


周りはまだ混乱している。
泣き叫ぶもの、逃げ出すもの、次の町を目指すもの…

三つのうちお前はどれだと聞かれたら俺は3番目だ
ここら辺はモンスターがすぐに狩り尽くされる可能性がある為、一刻も早く次の町へ行ってレベルを上げたい

そうしたいのだがユウキがいるからすぐには決めれなかった


「ユウキ…聞いてくれ…多分あいつが言ったことは事実だ。ヒットポイントが0になれば死に至る。この先、お前はどうする?この世界ではレベルがもの言う。だからある程度レベルも上げといた方がいい。さっき会ったばかりだが俺達はもうフレンドだ。俺はお前を置いていけはしない。俺は次の町の安全ルートを知っているんだが…ついてくるか?」


そうユウキに尋ねた。実際は女の子にあんまり無理をしてもらいたくないという気持ちが強かったが
この世界はレベルがものを言う世界だ。だから多少はレベルを上げといた方がいいとも思う


「うん!ボク…怖いけどユウヤについてくよ!」


笑顔で俺にそう言った。
やばい可愛い…


「可愛い…」


口から思っていた事がこぼれてしまった。


「……」


ユウキはボンッという音が立っているんじゃないかと思う位顔を真っ赤にして俯いている。
このゲーム変なところでリアルだよな…あ、リアルと同じ姿になっているからリアルでしたね


まぁそんな事は置いておいて


「そんじゃ、行くかユウキ」



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